カテゴリ:観劇&コンサート
先週の土曜日、メトロポリタンオペラ「ラ・トラビアータ(椿姫)」を見に行った。
ビオレッタはブルガリア出身のソプラノKrassimira Stoyanovaで、アルフレッドはドイツ出身のテナーJonas Kaufmannが演じていた。 Krassimira Stoyanovaは伸びる美しい歌声で、高級娼婦ビオレッタが恋と自分の境遇の狭間で苦悩する様を見事に演じていたと思う。 一方、Jonas Kaufmannは、ビオレッタの迫力に気圧されているというか、どうしても見劣り(聞きおとり?)してしまうのを否定できなかったように感じた。 いまいち、声が前に出てないというか、アルフレッドの見せ場のアリア部分でオケの音に完全に負けていた。 アルフレッドの父を演じていたバリトンDwayne Croftはその点、聞いてて安心できる味があり、ビオレッタとのデュエットも美しかった。 今回の舞台セットも豪華で素敵だった。 別荘のシーンで、だんだん昼から夜になり時間の経過を自然と認識させる微妙なライティングを見てると非常に感動してしまう。 しかし、ここのところ見ているどのオペラ作品も最後に主人公が死んでしまうものだったんだよな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.17 14:06:10
[観劇&コンサート] カテゴリの最新記事
|
|