カテゴリ:観劇&コンサート
先日、METに「Giulio Cesare(ジュリアス・シーザー)」を見に行った。
ヘンデル作のバロックオペラだ。 舞台はエジプト、シーザーとクレオパトラの出会いからクレオパトラが女王になるまでを描いたものだ。 シーザーはもちろん、クレオパトラの兄トローメオやクレオパトラの腹心ニレーノなどもカウンターテナーだ。 この日のシーザー役はフィラデルフィア出身のLawarence Zazzo、今季METデビューらしい。 有名なカウンターテナーDavid Danielsがシーザー役を演じる日はチケットが相当以前からsold outだったが、この日は席がかなり空いていた。 だから、今季のオペラの追い込みでもう1作品見たいと思った時に、この日が2週間前でとれたのだ。 「METのhpより」 最後のシーン この作品は長い、特に1幕目は長かった。 7時半開始で2回休憩あり、11時35分終了。 それにアリアが1曲1曲長いので、歌手の負担がすごく大きいんじゃないかと思う。 それでも、一流のオペラ歌手は疲れも見せず唄いきるんだから、やはり只者ではない。 クレオパトラ役のDanielle De Niese(オーストラリア出身)は勝気で傲慢ながら、おちゃめで可愛げもある古代の絶世の美女をうまく演じてたと思う。 体型が普通だったのも役柄に合ってたんじゃないだろうか。 歌がうまくてもデブのクレオパトラならきっと興醒めだと思うからだ。 セスト役のAlice Coote(イギリス出身)もよかった。 9月から始まる次のシーズンにまた期待したい。 いよいよ日本人指揮者の大野和士さんがMETデビューするし。 あ~待ち遠しい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.03 05:38:14
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