カテゴリ:観劇&コンサート
おととしも見たメトロポリタンオペラ、モーツァルトの「フィガロの結婚」をまた見に行った。
キャストは、伯爵夫人のHei-Kyung Hong以外、おととしと異なる歌手であった。 Hongの伯爵夫人はさすが板に付いていて、円熟した貫禄があり、声も一段と幅を増した感じがし、素晴らしい。 スザンナは若いので、やはりそれに比べると声の線が細い。 ケルビーノは、おととしの人の方が良かったかなぁ~と思った。 物足りなかったのは、伯爵役のMichele Pertusiだった。 声がこもっていていて、前に出てないのが明白で、伯爵夫人の声量にすごい負け過ぎ! 最後のめでたしめでたしのオペラブッファ「ああ、これで一同皆満足」はフィガロの中でもジーンとくる大好きな曲であるが、この曲を聞き込んでいる旦那いわく”ずれてた..”らしい。 私は幸せにも(?)気付かなかった。 まあ、この曲の始めに、伯爵がまず唄い始めるが、こもっていて「へ?」と来たところに、伯爵夫人の美しいボリュームのある声で挽回した感は明らかにあった。 同じオペラを見ると、オペラってやはり奥深いなぁ~と改めて感じた次第である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.09 15:34:57
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