カテゴリ:食べ歩き in America
以前行っておいしかったレストラン「Triomphe」に行った。
予約していた午後5時半に行くと、まだ準備ができていないということでバーで待たされた。 他にも何組かお客さんが同じく待たされていた。 15分くらいしてようやく席に案内された。ちょっと嫌な予感。 8時からコンサートだったので、お酒は軽くすませるよう、Zinfandelのハーフボトルを注文。 前菜は、私が”秋のきのこのクリームスープ”、旦那は”ホタテのソテーフォアグラソース”で、味は普通においしかった。 次に旦那が”本日のシェフサラダ”を頼んだが、出てきたものは、切っていない葉っぱ状態のロメインレタス5枚ほどにリンゴのスライスにドレッシングとブルーチーズがかかっているだけ。 見た目も非常に大雑把ながら、食べても何の変哲もないサラダであった。 思わず「これに高いお金を払うわけ??」と文句たらたらだった。 文句ばかり言っていたら、食事もおいしくなくなるので気を取り直してメインを待つも、全然出てこない。 私たちより30分遅くきた人達はメインをもう食べているというのに。 ますます、嫌な予感が当ってきた。 相当待たされてようやく出てきたメインは、私は好物の”鴨の胸肉のソテー”、旦那は”子牛肉の煮込み”。 なんだか、盛り付けがフレンチでは全然なく、思いっきりアメリカンで、おいしそうじゃなかった。 鴨の切り方がものすごく大雑把だったので、自分で食べやすいように切り分けようとしたら、すごく固くて、「刃」が立たないのだ。 全然切れないので、旦那の方に配置されていた肉切りナイフと交換して、エッサホイサと額に汗をかきつつ、やっと切れた。 しかし、こんな状態だから、口の中でもゴムみたいで、いつまでももごもご..。 めっちゃ固い鴨で、顔の筋トレをする羽目になってしまったのである。 ソースもなんだか味のはっきりしないもので、添え物もあまりおいしくない。 前回来た時は、おいしくて完食したはずなのに、全然そんな気になれなかった。 旦那の子牛肉は、柔らかかったが、大味でジューシーさに欠け、ソースも何の変哲も無い平凡なものだった。 メインを待たされすぎで時間がなくなったのと、鴨との格闘ですっかり疲れてしまい、デザートは注文せずに、カプチーノだけにした。 それでも、8時のコンサートには超ぎりぎりで危なかった。 ウェイトレスのおねえちゃんは自分からプレシアターかを訊いてきたのに、何の配慮もないのにもむかつく。 お皿を下げる係りのにいちゃんも、ここかダイナーか!?と思う音をがちゃがちゃ立てるし、旦那がパンの追加を頼んでも、結局持ってこなかった。 料理の質やサービスが以前と比べて、思いっきり低下していてびっくりした。 旦那は今回4度目の訪問だったが、3度目まではまともだったらしい。 チップを思いっきりけちってやりたかったが、後からひきとめられるとコンサートに間に合わなくなるといけないので、涙をのんで払った。(だからチップ制なんてむかつく) 計180ドル。 もう二度と行かない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.16 07:08:31
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