カテゴリ:観劇&コンサート
今回のニューヨークフィルのコンサートの演目は以下の通りだった。
・Huang Ruo作 「Fanfare and Announcementfron Three Pieces for Orchestra」 ・Lalo作 「Symphonie espagnole for Violin and Orchestra OP.21」 ・Beethoven作 「Symphony No.7 in A major,OP.92」 指揮は中国人の女性指揮者Xian Zhang、バイオリンはシベリア出身のVadim Repin。 Huang Ruoという中国人作曲家は、まだ31歳と非常に若い人だった。 曲は、銅鑼や太鼓や見たことの無い楽器?などをバイオリンなど西洋の楽器と合わせた不思議な感じだった。 やはり中国的な香りが随所に感じられ、現代的だった。 Laloは、今まで耳に馴染みの無い作曲家だったが、フランス人らしい、優雅な曲だった。 席が2階の一番後ろと遠かったので、せっかくのバイオリン独奏も、音が小さくしか聞こえず残念。 おかげで印象が薄いものになった。 ベートーベンの7番は「のだめ」でもすごく有名になった曲だ。 私も、全楽章大好きである。 これも、もっと前の席でボリュームをもって聞きたかったと思った。 NYフィルのホームである、ここリンカンセンターの”Avery Fisher Hall"はやはり噂どおり音響最悪のホールだと思う。 いつも思うけど、弦楽器の音が後ろまで飛んでこない一方、金管楽器が、音が割れて響いてくる。 いつもこの最悪のホールで演奏する演奏家が気の毒になる。 ベートーベンの7番でも、第4楽章のサビ部分で、バイオリンと重なる金管の音が、ビリビリと割れて不快に反響し、演奏がだいなしだった。 この瞬間、「何?」と顔を見合わせる人が多かったのはいうまでもない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.13 07:36:05
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