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ねこねこ日記

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2008.04.21
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カテゴリ:海外旅行
旅の3日目は、午前9時位の便でサンティアゴから一気に、パタゴニア地方の南部の町プンタ・アレーナスに飛んだ。
小さな町だけど、それでもパタゴニア南部最大の町とのこと。

空港に着くと、現地の英語を話せるチリ人ガイドのお姉さんが迎えに来てくれていた。
車でプンタ・アレーナスの市街地まで、あれこれ説明してくれながら送っていき、その後はこの日のメインイベントである”ペンギン営巣地”の見学に出発する午後3時まで自由行動になった。

まず、お腹が空いていたので、ガイドさんお薦めのレストラン「La Luna」に行った。
ブルーの壁の店内は心地よい雰囲気で、アナゴのフライとシーフードスープにグラスの白ワインを注文した。
シーフードスープは具入りのたっぷりサイズで、魚介の旨みがすごくおいしい!
味付けもちょうど良くすごく気に入った。
アナゴのフライも、新鮮でカリッと揚がっていて、これまためっちゃおいしい!
ワインもフルーティ&ドライで料理に合って、幸せな気分だった。
さすがチリのワインはうまいのぉ~と感動。
おいしいものを手頃なお値段でいただけてハッピーだった。

大満足のランチの後はマゼラン地域博物館に行く事にした。

      pata9.JPG
      しかし、午後2時でちょうど閉まったばかりで入れず残念!

仕方ないので、ブラブラ散歩するしかなく、アルマス広場のベンチで休憩。

     pata7.JPG
     広場にあるマゼラン像
     
        pata8.JPG
        マゼラン像の下で爆睡する野良犬達

サンティアゴでもそうだったが、この町でも野良犬の多いことといったらびっくりする。
そこらじゅうに大型の野良犬達が、我が物顔で闊歩していたり、所かまわず爆睡しまくっているのだ。
普通、野良犬といえば、おどおどして悲しい様子というイメージだが、ここの野良犬は十分に餌も与えてもらっているのか痩せてないし、のんびりと自由を謳歌している感じだった。
狂犬病を持っているといけないので絶対に触ってはいけないが、特に人に攻撃を加える様子も全く見られないので、完全に現地の人と野良犬は共存しているだろう。
新たなカルチャーショックであった。

午後3時にようやく郊外のオトウェイ湾にある”ペンギン営巣地”に出発。
ペンギンは昼間は餌をとりに外出しているので、勤務を終え(?)巣に帰ってくる夕方が数が多いということでこの時間に出ることになったのだ。
車で走ること1時間で営巣地に到着。

ガイドのお姉さんと一緒に保護区に入場し、遊歩道に沿って奥に向かって歩いていくと、ようやくペンギンの姿が見えてきた。
ここのペンギンはマゼランペンギンという種類になる。

  pata10.JPG
  こういう群れが所々に見られる

更に海岸近くの観察小屋まで行くと、観察窓から、勤務後おつかれさまペンギン達が見えた。

  pata11.JPG

     pata12.JPG
  
パタゴニアは風が非常に強く、夏といえども、ここは南極に近いので寒い。
ペンギン達も吹きすさぶ風の中、身を寄せ合って寒そうに見えた。

どこまでも広いパタゴニアの厳しい大地に、強風で白波の立つ灰色の海にペンギン達。
遠くまで来ちゃったなぁ~と、なんとなく感慨ひとしおであった。

      pata13.JPG
      ダチョウの仲間のニャンドゥ
      逃げ足が速いので写真を撮るのが難しいが、うまく撮影できラッキー

パタゴニアといえば、強風に多雨だけど、この日は雨に降られず済んだ。

ペンギン観察後でプンタ・アレーナスの町に6時半に戻ってきてガイドさんと別れ、午後8時半発のローカルの長距離バスに乗るまで、暇で仕方なかった。
バスに乗り、プエルト・ナタレスという町まで移動。
途中は、ひたすらに広大に拡がるパタゴニアの荒涼とした大地を延々と走る。
時折、道端のニャンドゥが驚いて逃げて行くのも、日暮れとともに闇に包まれた。
緯度が高いため夜が暮れるのが遅いのだ。

ようやくプエルト・ナタレスのバスターミナルに着いたのは、午後11時過ぎ頃だった。
ホテルからの送迎車に乗って、走り出すとすぐに運転手が警察に停められた。
運転手はスペイン語しか話せないのでよくわからなかったが、見ていると車検切れ?なのかなんかそんなことで切符を切られていたようだった。
ただでさえ疲れていて夜中なのに、30分くらい無駄にしてしまった。
なのに、そこからホテル「Hotel Glaciares」までは2ブロックくらいしかなく、なんじゃそりゃー!?だ。
田舎の小さな宿って感じの簡素なフロントにはゴルゴ13似のおじさんがいた。
部屋は十分な広さでサンティアゴのホテルよりずっとましだった。

部屋に用意してあった冷え切った夕食を食べて、もうへとへとだった。
世界の果てを旅するのは、便利な欧米を旅するのと違うなぁ~と実感しながら寝た眠い..

続く..





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Last updated  2008.04.23 14:42:06


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mcat56@ Re[1]:のだめカンタービレの音楽会(05/01) 茶太郎さん ご訪問ありがとうございます…
茶太郎@ Re:のだめカンタービレの音楽会(05/01) 久々に訪れました。 のだめちゃんの音楽…

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