ねこねこ日記

山陰旅行３日目の最終日はまず島根県安来市にある「足立美術館」へ行った。
この美術館の売りは、横山大観など日本画の名画コレクションももちろんだが、なんといってもその日本庭園の美しさだ。

アメリカの日本庭園専門誌「Journal of Japanese Gardening」（そんなのがあるのか！）で６年連続で日本庭園ベスト１に輝いているらしい。
ちょっと高いなぁと思いつつ入館料2200円を払って入り角を曲がると、大きなガラス越しになんと見事な枯山水の庭園が望めるではないか！

　　

庭園は完璧に手入れされていて、枯葉一枚落ちていない。
毎朝、社員全員で庭を掃き清めているらしい。すばらしい！
庭があまりに美しいので、枯山水に面した喫茶室にいきなり入り、コーヒー（１杯1000円もするがとてもおいしいハワイコナだった）をいただきながら名園を眺めて優雅な気分に浸った。

　　　　　

庭園の木が所々紅葉しているのも美しい。

　　　　　　　　

館内の各箇所からは、様々なテーマの庭が望める。

　　　　　　　　　　　

日本画も素晴らしいものがたくさんあって、芸術を堪能できる。
池庭に面したカフェでランチにカレーを食べた。
名園を眺めながらのカレーライスもオツなものだ。

こんな見事な庭園を見せてもらえるのなら、ちょっと高い入館料ももっともだというので母と私の意見は一致した。手入れがさぞかし大変なことだろう。

　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　美術館入り口の紅葉。まっかっか！

足立美術館に大満足した後は、同じ安来市にある古刹の清水寺へ行った。
ここは京都の清水寺より歴史が古くて５８７年に開かれたらしい。
戦乱などで幾たびか燃えたこともあるが、復興されて現在に至る。
長い階段を母も頑張って登ると、杉の古木に囲まれて伽藍や三重の塔が建っていた。

　　　　　
　　　　　想像していたより立派なお寺だった

　　　　　　　　
　　　　　　　　ほんの少し紅葉

境内にもみじの木がたくさんあったので、紅葉したらさぞかし綺麗だろうなぁ～と、まだ早かったのが残念だった。
境内に精進料理がいただける旅館とかもあるみたいだった。

帰路で、夕日に照らされた大山の紅葉が一層燃えてるようで綺麗だった。
米子自動車道の蒜山SAで蒜山ジャージーヨーグルトやプリンなどを買って帰った。
おいしいんだよな～！

母も今回の旅行をとても喜んでくれ、大満足で２日後鹿児島へ帰って行った。