カテゴリ:読書
昨日の夜に面白いTVがなかったので、辻仁成作「愛をください」という小説を読んだ。
会ったこともない男女が交わす手紙という形式で全篇綴られている。 ん~、なんだろう? これを読んできっと感動する人もいるのかもしれない。 でも、私には特に何にも残らなかった。 素直な人だったら感動する? 私がにひねくれてるせい? 昔読んだ、辻氏の「さよならいつか」はとっても良かったので、期待しすぎたのかもしれない。 いろいろ”人生の教訓”みたいなことが散りばめられていすぎて、かえって、気持ちがどんどん冷めていくっていうか。 手紙という形式をとっているから、場面の描写がどうしても限定されるし、結果、こちらの想像力かきたてられない、登場人物の心情のみがぐいぐい押し売りされてる感を受けた。 私的には「残念賞」って感じ..。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.07.07 23:56:03
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