カテゴリ:日本でのつれづれ
今日の午前中いっぱいは、新大阪の住友健診センターで年一回の半日人間ドックを受けた。
前日の晩御飯以降、絶食なのでお腹がペコペコで、水分も抜けているので元気出ない。 そんな状態で、更にストレスをためる検査をあれこれやるから、人間ドックは実に体に悪い。 特にストレスのかかる検査といえば.. ・眼圧測定:眼球に突風をあびせられるのは実に心臓に悪い。 心の準備はしていても、いざ風が来ると反射的に目を閉じてしまい撮影失敗 の連続で、何度も弾丸のような突風を受けてへこんだ。 ・エコー:乳腺エコーも腹部エコーもぐりぐり押しつけられると痛い! 腹部エコーで脇腹をすりすりされるとあまりのくすぐったさに 「うひよ~!」という声とともに一旦落ちるとなかなか這いあがれない 笑い地獄に落ちるのを堪えるため、理性との必死の戦いとなる。 ・胃透視:発泡剤を口にぶち込み、お世辞にもおいしいと言い難いバリウムを一気飲みし あとはひたすらゲップを我慢。 ゲップしたら、「まずい!もう一杯!」のお仕置きが待っているから、ゲップが 出そうになると唾を飲み込んで耐えるしかない。 しかも、けっこう長い間、NASAの無重力訓練マシンさながらの機械の上で ぐるぐる回され、ただでさえ苦しい胃をこぶし状のものでこれでもかと ぐいぐい押されて、思わず「私が殺しました。」と自白してしまいそうになる。 ほとんど拷問に近い。 終わった後で、自由にゲップができる喜びに感涙を禁じ得なくなる位である。 なにはともあれ、年に一回の苦行も終了し、あとは検査の結果が良好なのを祈るのみだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.02 23:36:37
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