カテゴリ:日本でのつれづれ
鳩ぽっぽが小沢っちと共に辞任、菅に首を挿げ替え、マスコミは”支持率V字回復”とお祭り騒ぎの今日この頃である。
V字回復なんて、いったい誰に世論調査したんだろう?と猜疑心がいっぱいになる。 これが本当ならば、日本人は余程脳天気でおめでたい人種だといえる。 新首相は、鳩ぽっぽ内閣では副総理という総理を補佐する重要ポストにあったのに、まるで前内閣では何の責任もないかのような他人事のような言い草ばかりが目に付く。 鳩ぽっぽのお尻に火が付きだした時も、国会では居眠りしているだけで、「触らぬ神に」って態度が露骨だった。 居眠りしている菅を見ては、タヌキ寝入りして「ふ、ふ、俺が首相になる日も近いな」と内心ほくそ笑んでいるんだろうと思っていたが、やはりその通りだったみたいだ。 ”誰あんた?”と誰もが思った樽床とかいうおっさんだけがこれみよがしに対抗馬として出たモロ出来レースの代表選挙で、シナリオ通りに勝ちを決めた時の菅のうれしそうな顔は、その事実を雄弁に物語っていた。 クリーンな内閣とか言いながら、キャミソール代や漫画代まで事務所費に計上していたことが分かった荒井のおっさんのことも、擁護してマスコミと共にスルーだ。 女性閣僚が、相変わらず目の上を真っ青に塗った千葉のおばはんだけではぱっとしないので、昔懐かしいクラリオンガールの蓮舫を広告塔にして人気取りも見え見えの策である。 なによりも良くないのは、首相が拉致犯シンガンスの釈放に署名した一人だというとんでもない事実である。 本人は「知らなかった」と言い訳しているが、百歩譲ってもし知らなかったとしても、知りもしないでそんな重要な案件に署名できる無知は、総理の資格なんて皆無だろう。 そんな人物が総理になったというのは世界中から笑われそうで恥ずかしい限りだ。 去年と同じ流れで支持率アップ、ぼろがでないうちに選挙というシナリオに向かっている。 日本人が脳天気でなく、思慮深いことだけを期待するしかない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.12 00:34:18
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