ねこねこ日記

東北旅行の３泊目は、岩手県の湯田温泉峡の湯川温泉にある「四季彩の宿　ふる里」だった。

​
湯川温泉　四季彩の宿　ふる里​

秋田自動車道を湯田インターで降りて、しばらく走ると、お宿はフツーの農村地帯の中にあった。
駐車場に入っていくと、母が「本当にここなの？」と不安げな様子。
それもそのはず、何の飾りけもそっけもないお宿の玄関を見て
「えっ！？失敗した？」と当の予約した本人も思ったからだ。

宿の中に入ると外観より小奇麗でちょっと安心。
部屋に案内されると、二間続きの和室で、改装されていて期待以上に綺麗だった。

　　
　　ＴＶもちゃんと地デジだし

　　　
　　　部屋のベランダにある渓流を望む源泉掛け流しの露天風呂
　　　お年寄りにはちょっと入りづらいかもしれないが良い湯加減だった

内風呂もついていて、入らなかったがこちらも蛇口からは温泉が出るそうだ。

アメニティーも期待以上に充実していて、お持ち帰りできるノエビアのミニ化粧品セットまであった。

大浴場は、内風呂、露天共に広さも十分で、常に新鮮なお湯が掛け流されていて気持ちが良い。
お湯は、ナトリウム、塩化物・硫酸塩泉で、お肌がキュッ、キュッとする感じでとっても良い。

田舎だから料理はあまり期待していなかったが、意外に料理法、盛りつけ共に凝っていておいしかった！田舎料理が出てくると思っていてだけにびっくりだった。
今回の東北旅行では文句なしに一番おいしい料理だった。
料理は、社員全員で試食会をしたりして、特に力を入れているとのことだ。

　　　
　　　フレンチのようなお洒落なデザート

この宿はなるほど、リピーターが多いらしいのもうなづける。
程よい距離感のサービスで、お宿のコンセプトは”田舎の親戚の家に里帰りする”ようなくつろぎを提供することだそうだ。
コスパも良く、近くだったらきっとリピーターになってしまうと思うお宿だった。
チェックアウトも１１時なので、朝もお風呂にゆっくり入れて良かった。

また機会があれば是非訪れてみたいお宿である。