カテゴリ:観劇&コンサート
5月28日に、兵庫県立芸術文化センターで開催された
「ミハイル・プレトニョフ ピアノリサイタル」に行った。 プレトニョフは、2006年に突然「現存するピアノでは自分のめざす音楽が表現できない」 として、公の場でのピアノ演奏を断ち、指揮活動に専念していたらしい。 しかし、それから6年後、モスクワ音楽院で「Shigeru Kawai」のピアノと出会い 「これでこそ、自分の音楽が表現できる!!」と演奏活動を再開。 どんな演奏を聞かせてくれるんだろうとわくわくだった。 それに、コンサートホールではスタンウェイばっかり聞かされているので カワイのフルコンも久々に聞けるのでめっちゃ楽しみだった。 演目は以下の通り。 シューベルト:ピアノソナタ第4番 ピアノソナタ第13番 バッハ:イギリス組曲 スクリャービン:24の前奏曲 アンコールとして、スクリャービンのエチュード op.1 プレトニョフすごい! 「shigeru Kawai」の音の豊さも素晴らしかった。 低音の包み込む温かさと高音のきらめく美しさ、そのバランス。 演奏家とピアノが一体となり、音が天から降ってくる!! 天界からの美音のシャワー、曲によりはじける色彩に溺れた。 その、見事すぎる繊細なピアニッシモには涙がこぼれそうだった。 久々に、全く隙の無い、完璧ながらも温かい、言葉にできないくらいの感動的な演奏を聞けて とっても幸せだった。 あー、やっぱりピアノっていいな~としみじみ思った。 私も頑張って、ちょっとでもうまくなりたい!ってモチベーションもアップする。 早く「Shigeru Kawai」で演奏したCD出してほしいなぁ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.06.01 03:00:41
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