カテゴリ:観劇&コンサート
日本を代表するヴァイオリニスト前橋汀子さんの無伴奏ヴァイオリン・リサイタルに行った。
無伴奏だから、ヴァイオリン本来の音を存分に堪能できるわけだ。 演奏曲目は以下の通り。 バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番 無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番 パガニーニ:24の奇想曲より 第17番、13番、16番 バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番 アンコールとして バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番より 第3楽章、第4楽章 名器グァルネリウスは、最初は音が少し堅いかな?それに気になる音もあった。 気になる音がした瞬間、横の席でいきなり舟を漕いでいたおじさんがびくっとしたし。 しかし、前橋さんが弾くにつれ、音はどんどん豊かに伸びていっておおっ!!と思った。 小ホールだったので距離も近いし、すごく音の微妙な違いがわかるんだけど、 こんなにヴァイオリンで音の変化を感じたのは初めてだったかも。 名器だからこそ、その「生き物」ぶりが顕著だったんだろうか!? 隣の席のおじさんみたいに寝ているどころではないだろう! 前橋さんの演奏は技術ももちろんすごいが、おおげさ過ぎず絶妙に歌い上げるというか 心にとても響いてくる感じだった。 特にシャコンヌは圧巻! バッハの作った音のひとつひとつが前橋さんの手で紡がれ美しい織物となっていた。 前橋さんの衣装もとても素敵だった。 前半は白いロマンチックなドレスで、後半は対照的に情熱的な美しい朱色のドレス。 曲ともマッチしていた。 新しいステレオで聴くべく、前橋さんのSACD早速注文した。 早く届かないかな♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.04.26 02:59:08
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