カテゴリ:観劇&コンサート
2日目はオールモーツァルトプログラムだった。
若手女性ピアニスト酒井有彩さんと太田糸音さんの2台のピアノのためのソナタから始まった。 続いて、酒井さんの「きらきら星変奏曲」 太田さんの「トルコ行進曲」 若さに満ちた軽やかな演奏だった。 「後宮からの脱走」序曲は主音で終わらないので会場が微妙な雰囲気。。 取り直して、モーツァルトの中でも絶大な人気を誇る「オーボエ協奏曲」。 新進気鋭のオーボエ奏者浅原由香さんの演奏は瑞々しく新緑のモーツァルトだった。 カデンツァも工夫されていて将来が楽しみな方である。 後半はまず”演奏と投影で綴るモーツァルトの生涯”。 モーツァルトの人生をたどりながら、それぞれの時代の傑作をプレビューする実に興味深い企画だ。 最後は交響曲「ジュピター」 アンコールは「アイネクライネナハトムジーク」 巨匠ハイドンがモーツァルトの訃報を聞き 「今後100年は彼ほどの天才は現れない」と言ったとのこと。 ウィーンに旅行した時に、モーツァルト像を見て、 非業の最期を遂げ、極貧で共同墓地に葬られた大天才の作品で、 今の時代どんだけ多くの人が儲けさせてもらってることか!と悲しい皮肉を感じたものだ。 天国のモーツァルトはどう思ってるんだろう。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.08.05 02:16:39
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