カテゴリ:観劇&コンサート
8月11日に大阪のいずみホールで開催された関西フィルハーモニー管弦楽団と田部京子さんの
コンサートに行ってきた。 前半は、作曲家の吉松隆さんがシューベルトのピアノソナタ第21番を壮大なピアノ協奏曲にした作品。 吉松さんが田部さんの当該のピアノソナタに感銘を受け、2000年に完成、 田部さんの誕生日にプレゼントしたものの日の目を見ることなく、 22年の年を経て関西初演を迎えたのである! 田部さんのピアノはとてもエレガントだけど、ぴしっと芯がある潔さも感じられる。 大好きなピアニストの一人なので実に興味深かった。 31歳という若さで世を去った天才シューベルトはこのピアノ協奏曲アレンジをどう感じるだろう? きっと彼の魂は喜んでいるんじゃないかと思う。 素晴らしい作品と素晴らしい演奏!! 会場に吉松さんが来られていた。きっと感無量でいらっしゃったことだろう。 後半は、ブラームスの最後の交響曲である第4番。 この曲は7月末に「のだめカンタービレ音楽会」でも聞いたが、 やはり関西フィルの方がクオリティーが高いのは当然であった。 (芸文は若手の音楽家の養成の場なので暖かく見守ろう) ブラームスの集大成たる完璧な交響曲。 聞くたびに新たな発見がある。 この日は体調不良だったから、もっと元気な状態で聴きたかったな~。 しかしながら贅沢なプログラムだったと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.08.19 02:18:01
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