カテゴリ:観劇&コンサート
先日、兵庫県立芸術文化センターで開催された
「アリーナ・イブラギモヴァ ヴァイオリンリサイタル」に行った。 無伴奏ヴァイオリンで、プログラムは以下の通り。 ビーバー:「ロザリオのソナタ」よりパッサカリア ト短調 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調BWV1004 イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 作品27-3「バラード」 バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ アリーナさんはロシア出身のバイオリニストでイギリスに移住し活躍している。 現在36歳。 バッハの無伴奏パルティータは様々な演奏家の演奏を聴いてきたが、 アリーナさんの演奏は音がすっと入ってくるというかとにかく音色が美しいのだ。 なんだろう?演奏に”えぐみ”みたいのが全然無いのだ。 例えば、その”えぐみ”を個性にしている神尾真由子さんとは対照的な演奏家だ。 素直で大人しい演奏というわけではない。 アリーナさんの自己主張と情熱は流れ紡ぐ音の糸の中に丁寧に織り込まれている。 なんて美しい音楽なんだろう! いつまでも聞いていたい。 心地良いためか周りで寝ている人が多かった。 ハイレゾ音源でゆっくり楽しみたいな~。 e-onkyoさんたのんます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.09.14 22:13:01
[観劇&コンサート] カテゴリの最新記事
|
|