反射望遠鏡の主鏡をクリーニングする
家にある20cmドブソニアン反射天体望遠鏡(WHITY DOB 20cm/F6ドブソニアン/国際光器)ですが、2007年7月に購入しました。望遠鏡の金額は39,800円でした。光軸を合わせるレーザー機器も12,800円で購入しており、約5万円です。購入してから14年経ちますが、今まで一度も主鏡を掃除しておらず、目で見ても汚れがひどくなったため、今回掃除をすることにしました。中学生の時に購入して読んでいた「藤井旭の天体望遠鏡ABC教室/藤井旭(ふじいあきら)/誠文堂新光社/1978年7月20日発行」を取り出し、P81の「反射鏡の手入れ」を見て参考にしました。薬局で精製水を買い、中性洗剤は台所にあったものを使用しました。反射望遠鏡を分解しましたが、分解前と同じように元通りにするため、目印を付けたり、ネジも場所ごとに置きました。主鏡はほこりやカビで汚れていましたが、傷をつけないように優しく洗い、見た目にはとても綺麗になりました。↑「藤井旭の天体望遠鏡ABC教室/藤井旭(ふじいあきら)/誠文堂新光社/1978年7月20日発行」。↑ P80~81。望遠鏡の手入れ。↑ P81。反射鏡の手入れ。↑ P75。 反射望遠鏡の主鏡セル。↑ 20cm反射天体望遠鏡(WHITY DOB 20cm/F6ドブソニアン/国際光器)。↑ 反射望遠鏡のふた。↑ ふたを取る。手前が斜鏡で、奥が主鏡。↑ 主鏡にほこりが見える。↑ カビも見える。↑ 反射望遠鏡を横に置く。↑ 主鏡セルの部分。↑ 主鏡セルのネジを回す。↑ ネジを位置ごとに置く。↑ 主鏡セルを外す。↑ 14年間のほこりやカビが付いている。↑ エアブラシでほこりを吹き飛ばすも、あまり効果がなかった。↑ 主鏡と主鏡セルに目印を鉛筆で書いた。元に戻すときのため。↑ 主鏡(凹面鏡)の取り付け枠のネジを回す。↑ 取り付け枠を取る。↑ 3か所の取り付け枠を外す。↑ 取り付け枠を場所ごとに置く。↑ 全て枠を外した。↑ 主鏡を枠から取り出す。↑ 主鏡枠。↑ 薬局で購入した精製水。↑ 主鏡を水道水で洗い流す。↑ あまり汚れは取れていない。↑ 台所の中性洗剤。↑ 液性:中性と書いてある。↑ 主鏡に中性洗剤と精製水をかける。↑ ゆっくり優しく、指の先で鏡面をちょっと触れる程度にし、泡で洗浄していく。↑ 泡で触れる程度でゆっくりと。↑ 精製水で泡を洗い流す。↑ 精製水で泡を流し終えた主鏡。↑ 主鏡の裏側。↑ 主鏡の横。↑ レンズティッシュ。↑ レンズティッシュを主鏡に軽く置き、水を吸い込む。↑ 水を取った。↑ 主鏡を乾かし、残ったゴミを吹き飛ばす。↑ 綺麗になった主鏡。↑ 鉛筆で書いた目印を使い、元と同じ位置に主鏡を主鏡セルに入れる。↑ 主鏡枠を元通り取り付ける。↑ 主鏡枠をセットした。↑ 反射望遠鏡の主鏡に、主鏡セルを元通り入れる。位置は目印に従い、同じようにセットする。↑ ネジで主鏡セルを留める。↑ 元通りになった。↑ 反射望遠鏡の筒。手前は斜鏡、奥は主鏡。↑ 綺麗な主鏡。↑ 接眼筒。↑ 光軸を確認するため、国際光器のレーザー機器を使用。↑ 光軸が少しずれていた。↑ L字器具で斜鏡の向きを調整した。↑ 主鏡の中央の丸に、レーザが当たった。レーザー機器の中央にも光が反射して戻ってきており、作業終了。