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2019.12.07
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カテゴリ:美術 / Art
2019年8月11日、山口県周南市美術博物館にある「林忠彦記念室」を見ました。
林忠彦氏は徳山出身の有名な写真家で、私も林さんの写真集を買ったりしていました。

林忠彦記念室には、林忠彦氏が通っては文豪を撮影した、銀座の酒場「ルパン」が復元されており、記念撮影をすることができます。
「夫婦善哉」で有名な織田作之助氏、「人間失格」の太宰治氏、「堕落論」の坂口安吾氏の写真が飾ってあり、娘と記念写真を撮りました。

小説のふるさとシリーズで、「伊豆の踊子」の川端康成氏、「暗夜行路」の志賀直哉氏、「潮騒」の「三島由紀夫氏、「二十四の瞳」の壺井栄氏などの写真も見る事が出来ました。


2018年、東京のフジフィルムスクウェアの写真博物館に行き、「時代を語る林忠彦の仕事」展を見ました。林忠彦氏の四男で写真家の林義勝氏が講演されたのを拝聴し、銀座の酒場ルパンで撮影された有名な太宰治氏の写真は、実はトリミングされており、本当はその右側に坂口安吾氏も写っているという話をされ、トリミング前の写真も見る事が出来ました。


↑ 山口県・周南市美術博物館にある「林忠彦記念室」。

↑ 林忠彦氏がよく通い文豪の写真を撮った、銀座の酒場「ルパン」を再現。


↑「夫婦善哉」で有名な織田作之助氏、「人間失格」の太宰治氏、「堕落論」の坂口安吾氏。


↑ 織田作之助氏。


↑ 太宰治氏。


↑ 坂口安吾氏。





↑ 早速、記念撮影をする。





↑ 林忠彦氏の撮影機材。









「伊豆の踊子」の川端康成氏。








「暗夜行路」の志賀直哉氏、




「潮騒」の「三島由紀夫氏、





「二十四の瞳」の壺井栄氏




↑ 坂口安吾氏。




↑ 井上靖氏。




↑ 李香蘭から山口淑子へ。


【林忠彦氏の写真紹介】 
1918年(大正7年)、山口県徳山市(現周南市)の写真館の長男として生まれた。

↑ 林忠彦氏。昭和9年 16歳。


↑ 昭和12年 19歳。


↑ 昭和17年~20年 24~27歳。
戦時下は北京大使館の外郭団体として「華北弘報写真協会」を結成した。昭和20年(1945年)の終戦は北京で迎えた。





↑ 昭和23年頃 30歳頃。


↑ 昭和28年 35歳 二科会写真部創設のころ。
向かって左から、東郷青児氏、乗松巌氏、林忠彦氏。


↑ 昭和30年 37歳。ミス・ユニバース・コンテスト 日本代表高橋敬緯子氏と渡米。


↑ 昭和46年 53歳。「日本の作家109人」出版記念パーティー 川端康成氏と。


↑ 昭和55年 62歳 「長崎ー海と十字架」撮影中。


↑ 昭和63年 70歳 ニ科会写真部創設会員。
向かって左から秋山庄太郎氏、林忠彦氏、大竹省ニ氏、早田雄二氏。


↑ 昭和63年 70歳。
「東海道」取材 四男義勝氏と。箱根大涌谷。


↑ 平成元年 71歳 「東海道」撮影取材。


↑ 平成2年 72歳 写真店「林忠彦の時代」。会場 新宿コニカプラザ。










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最終更新日  2019.12.31 10:37:04
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