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2020.02.29
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カテゴリ:鉄道 / Trains
2020年2月9日、東武鉄道・下今市駅(栃木県日光市)にあるSL展示館を見ました。
SL大樹がどのようにして復活したのか、そのプロジェクトの流れがよく分かりました。

また駅構内の陸橋にレトロポスターが展示してあり、楽しい空間になっていました。


↑ 東武鉄道・下今市駅のターンテーブル周りの手すり。SL大樹のヘッドマークと車輪。


↑ 下今市駅のターンテーブル。山口県長門市の長門市駅にあったターンテーブルを移した。


↑ SL展示館。


↑ 大桑じゅり(SL大樹機関士)鉄道むすめ。
SLが走る東武鬼怒川線「大桑(おおくわ)駅」とSL大樹の「樹(じゅ)」から「大桑じゅり」と名付けられました。
パネルの隣にあるオブジェは、なんと「チェーンソー」で彫られたもの。地元のチェーンソーアートの方のご厚意で彫っていただいたそうです。



↑ 大桑じゅり 鉄道むすめ。

↑ 東武鉄道1720系 デラックスロマンスカー「けごん」。ボンネット型。

↑ 2015年8月10日 SL復活運転プロジェクト始動。
昭和41年に東武鉄道のすべてのSL運行が終了して以来、約50年ぶりの蒸気機関車の復活を目指す。


↑ 2016年1月~ 機関士・検修員の派遣を開始。
JR北海道、大井川鐡道、真岡鐡道の協力のもと、SLの修理や点検を行う検修員や、SLやディーゼル機関車を走らせる機関士・期間助士、併せて20人以上の教育訓練を受け入れていただいた。


↑ 全てを分解する全般検査。
2014年(平成26年)まで北海道内を走っていたSLを、約7か月間もかけてオーバーホールする全般検査を行った。分解されたSLは北海道札幌市苗穂工場にて再び組み上げられ、試運転を行った。


↑ 2016年6月25日 広島県より車掌車が到着。
JR貨物からヨ8634、JR西日本からヨ8709がそれぞれ一昼夜かけて、トラック輸送により、南栗橋車両管区に到着した。


↑ 2016年8月19日 北海道よりSLが到着。
検査の終わったSLはトレーラーに積み込まれ、苫小牧港から本州に向かった。翌日、茨城県大洗港から南栗橋車両区間に到着したSLは、クレーン2台でつりさげられて、線路へ慎重に下された。


↑ 2016年10月5日 香川県より客車が到着。
多度津工場を出発して瀬戸大橋を渡り、JR山陽本線、東海道本線、秩父鉄道等を8日間かけて走ってきた。甲種輸送のヘッドマークは往年の寝台特急「瀬戸」をモチーフにし、協力いただいた鉄道各社のロゴマークがあしらわれている。


↑ 2016年12月1日 SL名称「大樹」に決定。
「大樹」は日光東照宮から連想する「将軍」の別称・尊称であり、自立式電波塔として世界一の高さを誇る「東京スカイツリー」を想起させることから、力強く大きく育ってほしいとの思いが込められている。
ヘッドマークはC11形らしく3つの動輪を表した。


↑ 2016年12月23日 秋田県よりディーゼル機関車が到着。
JR東日本秋田総合車両センターから、ディーゼル機関車DE10-1099が到着した。秋田を出発してから羽越本線、信越本線、上越線、高崎線、秩父鉄道を経由し、4日間かけて陸路を走った。 


↑ 2017年1月1~2日 転車台を設置。
鬼怒川温泉構内には広島県のJR三次駅にあった転車台を、下今市駅構内には山口県のJR長門市駅にあった転車台を移設し、塗装や改修を行った。旧長門市駅運転台は、SL定期運行廃止以来43年ぶりの復活。


↑ 2017年5月2日 SL機関庫を新設。
SL発着の拠点となる下今市駅構内に、SLの日常点検などを行う機関庫を新設した。下今市駅も全面的に改修を行い、かつてSLが走っていた時代を彷彿とさせる昭和レトロ感ある拠点に生まれ変わった。


↑ 2017年8月10日 SL「大樹」運転開始。
東武鬼怒川線 下今市~鬼怒川温泉間 12.4キロ。


↑ SL大樹の運転室。


↑ 火を絶やさない”SL24時”。
SL「大樹」は走っていないときも、24時間ずっと火を燃やし続ける。車体を清掃・点検したりボイラー圧力を見て、石炭の燃え具合を確認しながら、24時間体制でSLの調整、準備をしている。


↑ 真夏の運転室の温度。
石炭を火室に投げ込む運転室は、とても暑い。火室の温度は約1000~1500度になるので、SLを走らせるために石炭を燃やすと、運転室は50~60度の暑さになる。


↑ SLに積める石炭の量。
SL「大樹」は、石炭を約3トン、水を約7.5トン積むことができる。下今市駅~鬼怒川温泉駅を3往復すると、石炭を約2.5トン、水を途中で補給しながら焼く10トン使う。


↑ SL運行を支える人々。
SL「大樹」の乗務員は全部で7人。SLの機関士が1人、期間助士が2人、ディーゼル機関車の機関士が1人、客車に乗っている車掌が1人、SLなどの点検や入換えを行う車両係が2人乗っている。


↑ 協力・支援
JR北海道、JR東日本、JR西日本、JR四国、JR貨物、真岡鐡道、秩父鉄道、大井川鐡道、東武博物館。

【下今市駅の陸橋に展示されてあるレトロポスター】 見て楽しい。















































↑ 日光金谷ホテル。









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最終更新日  2020.03.13 05:32:57
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