カテゴリ:歌謡曲/映画/テレビ
2020年4月18日午後1時半から、日テレで大林宜彦監督追悼特別企画として「時をかける少女(1983年)」が放送されました。
高校生の時に見たこの映画の事を思い出し、とても懐かしかったです。 昔見た時は、筒井康隆さんの書いたタイムトラベラーの話、原田知世さん、高柳良一さん、尾美としのりさんの演じる青春ストーリー、松任谷由実さんの主題歌が印象的でした。 しかし、今回見た時は、交通事故で息子夫婦と孫を失った老夫婦(上原謙さん、入江たか子さん)の演技が強く心に残りました。未来から来た薬学博士の高柳良一さんは、老夫婦の記憶を変えて、孫として老夫婦と生活します。ところが高柳さんが未来に帰ってしまうと、老夫婦は二人だけの生活に戻ってしまいます。 入江たか子さんが原田知世さんの姿を見て「息子夫婦も生きていたら、孫もちょうどあのくらい」と話します。上原謙さんが「ずいぶん長いのう、二人っきりが」と言います。それから続けて「しかし、あれは止めたほうが。いもしない孫の物を買ったりするのは、あれはいけません」と言います。入江さんが淋しそうに「だめですか」と言うと、「それで孫や息子夫婦が帰ってくるわけじゃないんだから」と上原さんが答えます。入江さんが「そうですがねえ。ではもうやめましょう。でも、ずっと二人きりなんですかねえ」と話し、上原さんが「ずっと二人きりなんだろうねえ」と言います。 お二人の演技を見ていて、胸が締め付けられるような感じがしました。 ↑ 「時をかける少女」。 ↑ 原田知世さん。 ↑ 高柳良一さん。尾美としのりさん。 ↑ 監督 大林宣彦さん。 ↑ 原田知世さん。 ↑ 実験室に入る原田知世さん。 ↑ ラベンダーと、原田知世さん、高柳良一さん。 ↑ 原田知世さん、高柳良一さん。 ↑ 実験室で再び出会う高柳良一さんと原田知世さん。 ↑ 交通事故で息子夫婦と孫を失った老夫婦(上原謙さん、入江たか子さん)の演技。 ↑ 大林宣彦監督 心よりご冥福をお祈りいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.05.02 16:23:32
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