カテゴリ:国内旅行(九州)
2018年2月10日、佐賀県唐津市で唐津城を見た後、近くにある「からつ曳山(ひきやま)展示場」を見学しました。
パンフレットの一部を下記紹介します。 【ユネスコ無形文化財 唐津くんち曳山】 城下町としての唐津の町は、慶長の頃(西暦1600年頃)寺沢志摩守広高が唐津城を築いた時に始まりますが、唐津っ子の産土神(うぶすながみ)である唐津神社の秋祭は、築城前の古くから行われていました。 町人衆の篤い敬神の誠は、文政2年(1819年)刀町の赤獅子の奉納に現れ、以来明治9年までの57年間に15台の曳山が次々と奉納され(うち紺屋町の黒獅子は明治中期に損滅)、これらの貴重な町人文化の遺産は、幾多の苦難に耐え守り継がれ、曳き続けられてきました。 「唐津くんち」は、唐津神社の秋季例大祭であり毎年11月3・4日に行われていますが、2日の夜は宵曳山(よいやま)と呼び、14台の曳山は飾り提灯に彩られ、万燈に映える金銀丹青も鮮やかに華麗なる巡行が展開されます。 ~ 曳山は、木組み・粘土の原型や木型の上に和紙を数百回張り重ね、麻布を張り、幾種類もの漆で塗り上げ、金銀を施して仕上げたもので、完成までには3年前後の歳月を要したと伝えられています。多種多 様な姿態の造形美は稀に見る優れた工芸品として、佐賀県の重要有形民俗文化財に指定されています。 ↓ 「からつ曳山(ひきやま)展示場」パンフレット。 ーーーーーーーーーーーーーーー ↓ 曳山展示場。 ーーーーーーーーー ↓ 1番曳山 赤獅子 刀町 文政2年(1819) ーーーーーーー ↓ 2番曳山 青獅子 中町 文政7年(1824) ーーーーーー ↓ 3番曳山 亀と浦島太郎 材木町 天保12年(1841) ーーーーーー ↓ 4番曳山 源義経の兜 呉服町 天保15年(1844) ーーーーーー ↓ 5番曳山 鯛 魚屋町 弘化2年(1845) ーーーーーー ↓ 6番曳山 鳳凰丸 大石町 弘化3年(1846) ーーーーーー ↓ 7番曳山 飛龍 新町 弘化3年(1846) ーーーーーー ↓ 8番曳山 金獅子 弘化4年(1847) ーーーーーー ↓ 9番曳山 武田信玄の兜 木綿町 元治元年(1864) ーーーーーー ↓ 10番曳山 上杉謙信の兜 平野町 明治2年(1869) ーーーーーーー ↓ 11番曳山 酒呑童子と源頼光の兜 米屋町 明治2年(1869) ーーーーーーー ↓ 12番曳山 珠取獅子 京町 明治8年(1875) ーーーーーーー ↓ 13番曳山 鯱 水主町 明治9年(1876) ーーーーーー ↓ 14番曳山 七宝丸 江川町 明治9年(1876) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.10.09 07:33:03
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