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2024.06.05
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カテゴリ:本、雑誌、記録
「地球の歩き方」で有名なダイヤモンド・ビッグ社が、2023年5月に倒産し、学研グループに譲渡されました。その後、「地球の歩き方」が復活した理由について、2023年9月8日付 朝日新聞朝刊 けいざい+ 「地球の歩き方」V字回復(上)記者:和気真也 に記載されており、内容が面白かったのでファイルしています。
記事の一部を紹介します。

2021年4月、地球の歩き方の売り上げがコロナ禍前より95%減った。社長の新井邦弘は「何かやらなきゃ」と焦った。
わずか4カ月前に社長に就任。1979年の創刊から発行してきたダイヤモンド・ビッグ社(今年:2023年5月に倒産)が窮状に耐えられず学研グループに事業を譲渡。学研で海外戦略に携わっていた新井に白羽の矢が立った。
「1年延期された東京五輪が開かれるころには、旅行需要も戻るだろう」。引き受けた時はそう思った。だが、期待に反し、状況は良くならなかった。海外取材にも行けない。そもそも、感染防止策の移動制限で旅行のニーズがなかった。
新井はあがいた。
引き継いだリソースに打開の芽はないか。目にとまったのが、事業継承前に出た「地球の歩き方 東京」だった。シリーズ初の国内版は、五輪イヤーを意識した企画。東京の最新注目スポットから老舗の甘味処の紹介、新選組ゆかりの地散策や満員電車の乗り方指南のコラムまで、大まじめに網羅した「歩き方」らしいタッチが反響を呼んだ。
国内ガイド本は競合が多い。本格参入すれば後発になる。だが、荒井は国内版に活路を見た。京都、沖縄、北海道に続き、千葉や埼玉などを次々に発行。かなりエリアを絞った「多摩地域」も出した。
読者の声を分析して新井は気づいた。「ガイド本は本来、知らない土地を知るために買うものだが、地球の歩き方の場合、『地元愛』で買われている」。土地の歴史コラムや口コミが充実し、地元を再発見する読者が多いのだ。
新井はもともと学研の編集者だ。最初に担当したのが超常現象やUFO(未確認飛行物体)を取り上げるオカルト雑誌の「ムー」。
地球の歩き方の社長に就いてすぐ、東京・御徒町にあるムー編集部を訪れた。後輩たちと雑談し、「何か一緒に出来たら面白いね」と言って帰った。後日、後輩から電話があった。「本気で考えませんか」
異色のコラボ本、「地球の歩き方 ムー」の制作が始まった。

狙いは当たる。約1年後の2022年2月に発売。初版の3万部はあっというまに完売した。増刷し、これまでに計13万部が売れた。5万部で成功とされる旅行ガイドとしては異例だ。

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私も「地球の歩き方 ムー異世界の歩き方」を購入して読みましたが、P200~201「マリアが姿を現すという奇跡の舞台 聖母顕現の3大聖地」とか、P266~267「狂気をはらんだ逸話によって生み出された吸血鬼のモデルとゆかりの地」に興味が湧きました。

聖母顕現の舞台の1つであるポルトガルのファティマは、3つの予言で有名な場所で、一度行ってみたいと思っていました。
ルーマニアのドラキュラ城については、私がオランダで勤務していた時、会社の先輩が出張でルーマニアに行き、ドラキュラ城に泊まったと言って自慢していたので、うらやましく思っていました。


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↓ 地球の歩き方 異世界(パラレルワールド)の歩き方 
超古代文明 オーパーツ 聖地 UFO UMA
Gakken /2022年2月22日初版第1刷発行 2022年10月17日 第8刷発行







↓ P200~201「マリアが姿を現すという奇跡の舞台 聖母顕現の3大聖地」



↓ P266~267「狂気をはらんだ逸話によって生み出された吸血鬼のモデルとゆかりの地」




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2023年9月8日付 朝日新聞朝刊 けいざい+ 「地球の歩き方」V字回復(上)記者:和気真也









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最終更新日  2024.06.17 06:19:52
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