カテゴリ:国内旅行(関東・甲州・信州)
東京・一番町にある在日英国大使館ですが、2015年に敷地の1/5が日本政府に返還されたため、その土地が「国民公園 皇居外苑半蔵門園地」として整備され、2023年に公開されました。
長い間、この一角が工事中で塀に覆われていたのですが、今は公園になり、自由に中を散策することができます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー ↓「国民公園 皇居外苑半蔵門園地」。 2015年に在日英国大使館敷地の1/5が日本政府に返還され、公園として整備された。 ↓ ウィリアム王子が植樹した桜『太白』。 この桜は2015年、ケンブリッジ侯爵ウィリアム王子が来日された際に植樹された『太白』(英名:グレートホワイト)という桜です。日英友好・協力の記念として寄贈され、2023年の開園にあわせて移植されました。 ↓ 中日英国大使館跡地。 日英の正式な国交樹立に伴い、日本における初の英国の常駐外交使節として、1858年に港区高輪の東禅寺に「駐日英国公使館」が設置されました。幕末期(1853ー1869年)の混乱が続く中、度重なる移転が行われましたが、1872年に公使館の一番町への移転に両政府が合意、1875年に現在の場所に移転し、1905年には大使館へと昇格しました。 初代の赤レンガ造りの建物が1923年の関東大震災で倒壊したことを受け、今も残る駐日英国大使公邸及び本館に加え、既に取り壊された旧職員庁舎が1929年から1932年にかけて再建されました。これらの建物は第二次世界大戦中もほぼ被災せずにその姿を留めています。大使館は国交断絶により一時閉鎖されますが、1952年のサンフランシスコ講和条約の発効を受け、大使館として正式に復帰し、現在も一番町の地で活動を続けています。 2015年、在日英国大使館敷地の5分の1が日本政府に返還され、同敷地は環境省によって国民公園として整備されることになりました。同公園は、日英両国間で続く交流と友好を象徴づけることが期待され、公園内には当時の外壁の一部が保存されています。 ↓ 駐日英国大使館(2015年以前)全景。 大使館敷地左側部分1/5が公園となった。 ↓ そばには麹町消防署がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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