カテゴリ:星 / Stars
2024年10月20日(日)夕方、紫金山・アトラス彗星を撮影したので紹介します。
ーーーーーーーーーー 前回10月14日、15日に紫金山・アトラス彗星を撮影したのですが、その後悪い天候が続きました。 やっと10月20日(日)夕方に西空が晴れたので、再びマンションの通路にキャンプ用折り畳みテーブルを置き、その上に20センチ反射望遠鏡を設置して彗星を探しました。 彗星は西南西の方角で位置も高くなっています。望遠鏡を上に向けると、マンションの防犯灯の光が視野に入ってしまい、眩しくて星が全然見えません。 水平線からゆっくり鏡筒を上げて彗星を探すも、なかなか見つからず、とても焦りました。 彗星の代わりに、飛行機の機影が視野を横切っていきます。 急に視野に紫金山・アトラス彗星が現れたのでホッとし、急いで写真を撮りました。 予想していたよりも彗星の高度が高く、接眼レンズを覗こうとすると、廊下の上に設置してある防犯灯の光が入ってくるため、別の天体を観た後に再び彗星を探すも分からなくなり、困りました。 じっくりと彗星を観たかったのですが、早々に諦めました。 光害がひどく、西の空は金星以外肉眼では星を見ることができず、双眼鏡でも彗星は分かりませんでした。 やはり暗い場所でじっくり彗星を観たいです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー ↓ 国際光器20センチ(D 直径200mm、 F 焦点距離:1200mm) WHITHY DOB ドブソニアン反射望遠鏡) 接眼レンズ PHOTON 32mm 70° 2.0”アイピース (37.5倍) カメラ: CANON Power Shot SX720 HS コリメート接写撮影 ーーーーーーーーーーーーーーーーー ↓ 2024年10月20日(日) 18:09 紫金山・アトラス彗星と人工衛星。 彗星を撮影していると、人工衛星が視野を横切ってきた。 ↓ 折り畳みテーブルの上に、ドブソニアン20センチ反射望遠鏡を置いた。 真上に防犯灯があり、光が接眼レンズに差し込んでくるため、視野が白く輝いてしまい最悪であった。 ↓ 17:27 西の空。 ↓ 17:28 ↓ 17:31 視野に飛行機が入ってきた。 ↓ 17:35 飛行機が視野に入ってきた。 ↓ 17:35 飛行機が視野に入ってきた。 ↓ 17:55 暗くなってきたが、真上や周辺にある防犯灯の光が接眼レンズに入ってきて困った。 画面の下から上に向かって、黄色いマークを3個入れた。最近撮影した彗星の位置を表す。 下から、10月14日の位置、10月15日の位置、10月20日の位置。 彗星はどんどん上に上がっていくとともに、太陽から遠ざかっている。 ↓ 17:56 ↓ 17:57 ↓ 17:58 ↓ 17:59 ↓ 18:01 ↓ 18:09 紫金山・アトラス彗星と人工衛星。 ↓ 18:09 ーーーーーーーーーー 月刊星ナビ 2024年11月号/アストロアーツ P78 夕方の紫金山・アトラス彗星の位置。 10月20日は、へびつかい座λ(ラムダ)星付近に彗星が位置する。 ーーーーーーーーー ↓ 最新版 全天恒星図 昭和51年(1976年10月25日 第11版発行)誠文堂新光社 図9 ↓ 右端から、おとめ座、へび座、へびつかい座が並ぶ。 これらの星座を紫金山・アトラス彗星が進んでいる。 ↓ 紫金山・アトラス彗星の位置。 右側から左側に、青色の丸が3個ある。 右から、10月14日の位置、10月15日の位置、10月20日の位置を記している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[星 / Stars] カテゴリの最新記事
|
|