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カテゴリ:日記
7月25日、緊急帝王切開にて 男の子(3236グラム)を出産しました。。 ただいま入院中の病院から更新しています。
7月24日に出産を促進するために入院し、当日バルーンを入れ子宮口が 開く様に処置を行いました。 夕方4時からバルーンを挿入。「入れた後に違和感があるよー」とは聞いていた のですが実際にはそのバルーンを子宮に入れる時の痛みの方が強く感じました。 挿入後NST(ノンストレステスト)という赤ちゃんの心音と母体のお腹の張りを 確認する機械をつけています。 バルーンを入れてからほどなくして生理痛の様な痛みが じわじわとやってきました。 「ぉお。これでやっと陣痛が始まるのか・・」と嬉しい様な怖い様な。。
汗だくになりながら夢うつつで痛みをこらえて午後10時過ぎ 陣痛室に移動して子宮口が開くのを待ちます。 ・・・深夜12時 深夜2時 明け方4時・・・ あまり変化はないようですが痛みは寄せては返す波の様に続きます。 途中赤ちゃんの心音が下がったのか急きょ院長先生が来て 診察されたのを覚えています。。。 そして明け方5時ころ。。痛みが少しだけ和らぎ眠ることができました。
朝7時・・・助産師さんが「バルーンが外れました3センチ開きましたね」 「このあと朝8時から促進剤を打ちますのでそれまでに食事をとって おいて下さい」とのこと。
食欲はないけれど、血糖値が下がると陣痛が起こりにくいということで 無理に朝食を口にする・・。そしていよいよ人工的に子宮を収縮させる 「陣痛促進剤」オキシトシンを点滴することに!!
主人にも連絡をして「今から促進剤を打つよー」と伝える。 主人休みをとって産院に母と駆けつけてくれました。
これまでも何度も点滴の経験はあるけれどこんなに恐ろしい点滴は初めてw
痛みを取り除いたり、感染症を防ぐための点滴であれば 喜んで受けますが、何せこれは痛みを増長させる点滴。。 点滴投与から1時間あまりは主人や母と会話ができるくらいの余裕が ありましたが、それからは分娩台の上でもがきのたうちまわるwことに。。 決して取り乱したり、野獣の様に唸ったり、大声を出して皆様に 迷惑をかけない出産をしたい。と心から思っていました。 ソフロロジーのCDも何回も聞いて陣痛の痛みを出産の喜びに変える イメトレも十分にしてきました。
しかし・・です。 はっきりいって陣痛は理性が吹っ飛びます。 徐々に増やされる促進剤。そのたびに痛みは増していきます。 ふと点滴の横にぶらさがっている医療従事者向けの注意書きが目に入りました。 「過強陣痛の場合の処置の仕方」の様なことが書いてある・・。
でも内容までは読む余裕はない。が、人工的に痛みを発生させているわけ だから体がコントロールできなくなると強烈な痛み(収縮I)に子宮が耐えられなく なってしまう・・という事なのであろう。おそろしや・・
陣痛の間、主人はというとうちわで私に風を送り、両手を握ってソフロロジーの 呼吸法を教えてくれたり腰をさすってくれたり・・途中母も入ってきて 様子を見てくれている様です・・。
私は体をぐねぐねさせながら痛みをこらえますがやっぱり声が 出てしまいます。助産師さんに「はい。目を閉じないで呼吸をしっかりして。 赤ちゃんに酸素が行きわたらないよ!」といわれる。 でもでも・・痛い時に目を開けてとかゆっくり息を吐いてとかってできますか? 人間痛いときは目を閉じて息を止め痛みを堪えるものです。 それを目をあけてゆっくり息をしていたらもっと痛みを感じるじゃないですか!
私は何度も「赤ちゃんも苦しいかもしれないけど私も苦しい!」と心の中で 屁理屈を考えていました。
促進剤投与から4時間あまり・・ゴールが見えてこない。。 先生が時々現れ子宮の開きを見てくれる。 その時「夕方までには生まれてきそう」とのコメント。 夕方??それは何時頃?いつゴールがくるの・・・・・・・・
それからは痛みのあまり話しかけられても応答することさえできなくなり 陣痛と陣痛のほんのわずかな間には深く眠り意識が混濁してきた様です。
夕方4時。。先生が「今日はもう子宮は開かないかもしれない。 いったん促進剤を中止しましょう」とのコメントを母と主人に伝えたらしい。
私は断片的に「いったん中止って・・それってこれまでの痛みを 無駄にするってこと?」・・つづく
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