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テーマ:たわごと(26869)
カテゴリ:その他
[月曜日の嘆き] 当時住んでいた住処の裏は、ヘラブナ釣りではけっこう有名な川(沼?)でした。 まあ、日中は竿をだしている人だらけになるのですが。 そんな場所で、遊んでいたある日。 僕より年下の男の子が、戦艦武蔵のプラモデルをもってきたのです。 僕は思いました。 戦艦が川に浮く...なんて燃えるのでしょう! 最初は、男の子は乗る気ではありませんでした。 僕とその男の子は、期待に盛り上がりながら、川のほとりに武蔵を浮かべました。 思わず、宇宙戦艦ヤマトの歌を歌ってしまいたくなりした。 うちゅう~せんかん~む~さ~しぃ~ そんな中、浮かぶ武蔵を押す方向をあやまり、武蔵は川の沖の方向へ。 「ああっ、どうしよう、お父さんのなのに!」 台を出してヘラブナを釣っていたおじさんがきがつき、竿で武蔵の進行を止めようと 泣く友人に申し訳なくなり、僕は川に入り始めました。 そして-- 数十分ほど後、戦艦武蔵はゆっくり沈没していったのです。 それは宇宙戦艦ヤマト完結編で、アクエリアスの海水に沈むヤマトを見ているようでした。 その日の夜--友人はお父さんからこっぴどく怒られたのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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