今日で、あの日航機の事故から２０年だそうだ。

あの事故の時、あたしは社会人に成り立てで、しかも夏になるとたまになるひどい風邪で会社を休んでいた。
たまたまテレビを見ていてそのニュースを知り、それから数日寝込んだままテレビをずっと見続けた。

すごいショックだった。

あの時の報道がすごかった。
事故現場の惨状がいろいろな写真週刊誌の別冊に特集されてて、
何を思ったかうちの両親はその全種類を買ってきていた。

だけど、どうして大阪行きの飛行機があんな所を飛んでいたのか、
どうして事故が起こったのか、
何もわからないままだった。


ちょっと前に、毎号読んでた週刊文春で、その事故原因に関するキャンペーンがあっていろいろな記事を読んだ。
父も興味があったらしく、その記事を読んで話をした覚えがある。
それでもやっぱり、何か今ひとつわからなかった。

そんな想いがあったせいか、今でもどうやらあたしの心にひっかかっているらしい。
その後、その時のご遺体に関する責任者の方が書かれたドキュメンタリーの本を読んだ。
涙が止まらなかった。それくらい、またまたショックを受けてしまった。
なにがどうしたらそこまでひどい事が起こるの？というくらい、想像を絶する状態だったらしい。


２０年、ということで、改めてあの時を振り返る番組が続けてあった。
もちろん、全部興味深く見た。知らないことがいろいろでてきたし、その当時よりもおぼろげながら原因もわかったような気がする。


といっても、失われた命は帰っては来ない。
ご遺族の気持ちを考えると、いたたまれない気持ちになります。


飛行機事故の確率は低い、って言われてるけど、やっぱり乱気流に巻き込まれたりしただけでも相当怖い。
これだけ乗ってたら、いつかは事故に遭うかも、っていつも思ってるし。
とにかく、安全第一、でやってもらいたいものです。



というわけで、あたしの人生で３本の指に入るショックな大事件。
もうこれから先、こんな事故は二度と起きませんように・・・
そう願わずには居られません。

合掌