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テーマ:小学生ママの日記(28702)
カテゴリ:子供の成長
タクは小学校へ通い始めてまだ「学校に行きたくない!」と言ったことはありませんでした。
例えば、朝起きるのがつらくて 「今日学校休みたいよ~~~」ぐらいなことはあっても 幼稚園の時みたいに泣いたり怒ったりしながら行きたくないと言ったことはありません。 それは学校に行きたくない理由があるからではありません。 もちろんいろんな口には出さないけれど、本人の中でいろいろ考えたり、自分で解決しているんじゃないかな~~~と気づいていても言わないようにしています。 でも幼稚園の頃より成長したのもあるけれど、本当に楽しいこともあると思います。 しかし、おとついの朝泣きながら「学校に行かない!」と言いました。 それはなぜかというと・・・ タクのクラスにある乱暴な男の子がいます。 正直言えば、乱暴だしクラスの輪を乱して先生が叱ってもまったく聞かず この生徒のせいで授業が遅れたりすることもあります。 体育の授業中に他の男の子に顔面が腫れるほど殴りかかったり 急に中耳炎になって痛がる男の子が「やめて!」と言っても騒いで嫌がることをしたり 登校の時に気の弱い男の子を誘って途中で道草を食って遅刻をしたり 何の前触れもなく突然女の子にまで殴りかかったり これはタクやお友達のお母さんに聞いた話ですが 当人のお母さんたちなので間違いはないと思います。 その乱暴な男の子(Rくん)は、まったく知らなかったのですが同じ町内に住んでいて その近所では評判だったらしいです。(町内は広い!) でもね、それはそれだと思っていました。 だってウチの子は別になにかされているわけでもないし・・・ しかし毎日同じ教室で彼の姿を見ていれば、”怖い”とおもう気持ちが生じてくるのが当たり前。 実際に「学校に行きたくない」と言っているお子さんもいるようですから。 *** 毎日タクは幼稚園の時のお友達のわかなちゃんとわかなちゃんのお姉ちゃんと、 わかなちゃんのお姉ちゃんのお友達と、そのお友達の弟君(同じ一年生)と一緒に待ち合わせをして行くのですが その待ち合わせしている場所にRくんがたまにおなじぐらいの時間に通るのですね。 この辺りの子は7時に家を出るので、まぁそれは仕方が無いけれど お母さんと自転車でタクが待ち合わせをしている交差点あたりまで一緒に来て、 そこでお母さんは信号を渡って行ってしまい、Rくんはそこから一人で行きます。 そんな時にタクがいたら、そりゃ~「一緒に行きたい」と思うのは当たり前。 お友達がいないRくんには、同じクラスのお友達がいたら一緒に行きたいよね。 でもタクは一緒に行きたくない。 なぜなら、登校時にたまたまいろんなグループと合流するのだけど そこへRくんもまぎれることもあったりで、 そんな時にタクが途中でいっしょになるりょうたくんにいきなり蹴りだして泣かしたり、 他にもず~~~っと嫌なことを言い続けて最後にやっぱり蹴ったりしてお友達を泣かしたりしているのを見ているから、一緒に行きたくないのもとぉ~~~ってもわかる。 そしてそのおとついの朝。 私もわかなちゃん達が待ち合わせの場所へ来るまで一緒に待っているのですが、 ちょうどわかなちゃんが来た時にRくんと鉢合わせ。 そしてちょうど以前遅刻事件に巻き込まれたかいちゃんも来たので、かいちゃんのお母さんも心配して「もうちょっとついて行く」と言われたので 私もダンナの起きる時間まで少し時間があったし、カノンもダンナがまだいるので大丈夫と思ってしばらくついていくことにしました。 Rくんは最初はかいちゃんに「いっしょにいこう」と言ったのですが かいちゃんは「ぼくはきみとは行かない!」とことわったので ターゲットはタクに。 無理やりタクの手をつなぐRくんに「わかなちゃんたちと行くからRくんとは行かない」と言ったのですが 2人目にことわられたことにちょっとカチンときたのか、タクの手を強引に引っ張ったのですね。 そしたらきっとこの一言を言うのにもきっと勇気を振り絞ったのだと思うのですが 私が一緒にいたこともあってタクが泣き出したのです。 そして 「学校に行きたくない!」と。。。 「でも、ここで学校へ行かなかったら余計「タクは弱い」って思われて、これからも嫌がらせされちゃうよ。 しっかりここで「タクは強いんだ」と思わせないと これからも何かされちゃうよ。 嫌だと思ったらしっかり「いやだ」と言いなさい。タクのほうが大きいんだし 負けないで!!! りょうたくんのおうちまで一緒に言ってあげるから」 と途中で合流する幼稚園の時からのお友達の家まで一緒に行きました。 そして「りょうたくん、タクのことお願いね」と言って見送ったのですが ふと後ろを振り返ったら、タクと手をつないでいるのはRくん。。。 でもその状況を見たら、たぶんタクが泣いた原因をRくんは気づいていないと思います。 突然泣いたタクを多分心配して手をつないでくれているような気がしたのですが。。。 何はともあれ、嫌だったらはっきり自分で言うことが大事だと思います。 *** その日の体育の時間、Rくんはずっとタクを蹴っていたそうです。 それでタクは先生に「Rくんがやめてって言っても蹴ってくる」と訴えたそうですが 先生は 「ああ~」で終わってしまったそうです。 いつもそうなんですって。 若い女の先生だから・・・とそういう目では見たくないけれど しっかり叱らないそうで、なめられているようです。 一年生の教室には順番に毎日支援員という方もまわられるそうで、 とくに年配の女性の支援員の方がRくんにつきっきりで、叱る時もしっかり言われるそうで その先生の言うことはまぁまぁ聞くそうなのですが、 先生の言うことはまったく聞かないそうです。 このままでは他の子供たちの迷惑もさながら Rくんにもよくないと思います。 Rくんにお友達ができるようなそんな方向へ持っていけないのかなぁ? 他の親からは授業の遅れの心配もちらほら聞かれるようになりました。(といっても一年の初めなんですけどね!) 2年生になるまでに、まとまったクラスになってくれるといいな~~と思います。 そしてタクには。 本当はいけないと思いますが、 もしRくんにまた暴力をされたら、やり返していいと言ってしまいました。 それでもし何かあったら 今までの経緯を話し、私が責任をとるつもりです。 最初が肝心。そう思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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