パリに行きたいっ！

ウチの子が果たして一般的な小学生か・・・と言われるとわかりませんが

学校で仕事をしていると

ホントにいろ～～～～んな子供がいるものです。

初日に「あ～～～この子をきっと支援しなくちゃいけないんだな～」なんて

思う子は　その通り、いろいろ考えながら毎日何らかの形で声をかけることになっています・・・

とにかく毎日必ず注意することは”姿勢を正すこと”。

まぁ２年生ですからね～～～～

気づいてからしばらくは様子を見ますが、一向に治らなかったり

さらに悪くなっていく場合は、そっと注意しに行きますが

大体注意される子は、決まっていますね。

それから、手遊びをして授業を聞かない子。

えんぴつがロボットや飛行機になって宙を舞っていたり

細切れの消しゴムや、必死に消しゴムのカスを作り、コネてパン屋さんまがいのことをやっている子。

１カ月見ていて、やはりそういう子たちは

いざ先生が「では、この問題をやってみましょう」と言っても

すぐに取り掛かれなかったり、どこをやるのかわからなかったり、答えが出せなかったりします。

でもまぁ２年生ですから、私の経験上でも

５０分間じっとしていて、先生の話を１から１０までしっかり聞くのは無理かな？

でも聞いている子もいるので、そういう子たちはホントに素晴らしいと思います。

それから、今度は家庭環境に少々？がある子。

何かにつけて素直ではなかったり、

あまりかまってもらってないのでは？と感じる子がいます。

そういう子でも、いけないことはいけないと注意しますが

でも良いことをしたら倍以上にしてほめたり、スキンシップ（後ろから抱きしめてみたり、

手をつないでみたり）を取ってみています。

少しずつ心を開いてくれていることを感じる時にはとてもうれしいですね。

それからとっても頭を悩ませてしまう子。

その子は、まず机のまわりに自分のものが散乱して落ちていてもまったく気にせず、

注意しても、口答えばかりしてまったく聞く耳を持ちません。

どうして落ちているものを拾わないのか？拾うことが当たり前と説得しても

まったく通じません。

懲りずにそのたびに目を見て話をするのですが

全然効果なしで、一緒に支援員をしている先生に相談したら

「そういう子はそのまま３年、４年生になってますますエスカレートして

先生方が何度注意しても、注意慣れしているのかまったく治らない」そうです。

授業中に見ていても、自己主張はするけれど他の人の話はまったく聞いていないのが

共通しています。

普通の子だったら”怒られている””叱られている”と反省するところを

まったく気にもしないのが恐いです。

それでも、そういう子を支援するのも私の仕事なので

いろいろ考えながら少しでも良い方向になってくれたら・・・と思います。

そんなこんなで、毎日あっという間に４時間が過ぎてしまいます。

時間になって私が帰るときに

「先生、ありがとうございました！また明日ね」なんて言ってくれる子供もいるので

そういう声を聞くと

「明日もがんばるぞ～～～！」と力が湧いてきます。

さて、また来週もがんばるぞ～～～！！！