うなうなぶろぐ

公開２日目で早速観てきました。
これはオススメできます。自信持ってオススメできます。
もうちょっと上映規模を増やして欲しい。いや増やすべき。

１２歳のいじめられっこ少年がヴァンパイアの少女との初恋物語。
更にはスウェーデン映画と聞けばなにやらおもしろそーじゃなーいですか。

期待通りに美しい静かな詩的な映画でした。
主人公の少年がきれーいな北欧金髪で
ヴァンパイの少女がブルネットというのも対比的でよい。
パンフレットの解説を読まないと理解できないシーンがいくつかあるのが勿体ないけれど
ホラー的なシーンもそんなに凄惨じゃないし。
でもしっかりホラーです。
そんなシーンも含めて全体のバランスが良くて美しい。
これはもっと多くの人に観てもらいたい。

ちなみにハリウッドでリメイクが決まっていて予告編は既に公開されています。
予告編だけでもう詩的なイメージが失われている．．．

ちなみに原作の題はモールス。
モールス信号のモールスです。とっても原作を読みたくなりました。
映画の原題は
Let the Right One in
善き者を招き入れよ
こちらの方が映画の中のヴァンパイアというものの捉え方を良く表していて良い題だと思います。
それにヴァンパイア映画で「the Right One」？　って人の興味も誘えるじゃない。

http://www.youtube.com/watch?v=iifcR6wf0Z4&feature=player_embedded
↑
スウェーデン原典 Let the Right One in

http://www.youtube.com/watch?v=qjavOLdPk1c&feature=player_embedded
ハリウッドリメイク版　Let me in