自分が死ぬに死ねない不死身の体になったら・・・
近年、医療もますます進歩して長寿を更新しつつある今、あれこれ考えると
ん〜。。。箱入主婦nekoは、やっぱ嫌かな。
本日公開の映画【無限の住人】を観に、うちのおっさんと一緒にエーガルエイトに
行って来た箱入り主婦nekoです。こんばんは(~~)/
主演がキムタクと言うことで、決してキムタクが嫌いではないんだけど、箱入り主婦nekoは
キムタクが自分を男前だと自覚してるところがなんとなく苦手でありまして
「んー、どんなんかなー、やっぱりキムタクはキムタクでしょ~~;」
とかなんとか言いつつ、予告編のアクションと【ぶった斬りアクション】の
キャッチフレーズ三池崇史監督の作品に心惹かれて映画を観に行って参りました。
無限の住人】は、死ぬことのできない無限の体となった不死身の剣士「万次」と、親を殺された復讐のために彼を用心棒として雇った少女「凛」が、逸刀流の集団と逸刀流の首領「天津影久」の命を狙う壮絶な仇討バトルのお話。
冒頭は、
のっけからの【ぶった斬りアクション】!
元同心の「万次」は、旗本およびその部下6名を殺害したことでお尋ね者に。
また、殺害した部下の中には「万次」の妹の夫もいて、その殺害の場面を見て気がふれてしまった妹をひとり残すわけにいかず、追っ手を斬り続けながら逃れていたところを賞金稼ぎの悪辣軍団の罠にかかって妹を殺されてしまう。
重傷を負いながらも100人もの相手を斬り倒し、妹を失って生きる目的を失った「万次」は妹の後を追おうとしたが、謎の老婆「八百比丘尼(やおびくに)」に『血仙蟲(けっせんちゅう)』と言う虫を体内に埋め込まれ不死の身体になる。
ってカンジで、「万次」が不死身の身体になるまでの経緯が描かれているのですが
いやー、いきなりすごい殺陣でありました。
ここから、死にたくても死ねない不死身な体となった「万次」が、殺された妹にそっくりな顔をした「凛」の用心棒として逸刀流の集団への復讐のバトルが始まるのですが、キャストがめっちゃめちゃ豪華!
物語のファーストシーンに出ていた「山本陽子」「金子賢司」さん方もそうなんですが
「北村一樹」「満島真之介」「市原隼人」「栗山千明」「戸田恵梨香」・・・
「田中泯」さんに「山崎努」さんも出てたし、「市川海老蔵」に「福士蒼汰」くんも。
他にもまだまだいたような気がするけど覚えてませーん~~;
だけど・・・
豪華キャストが多かったせいなのか、全体を通してそのキャラが浅いって言うのかしら~~;
なんかもったいない使い方をしていたようなー。
戸田恵梨香の「乙橘槇絵」の殺陣もすごくよかったのに、途中で、戦意喪失しまうのは(@@)??
うーん、それを台詞で説明されてもなぁ。そっ、そうなん?って思うしかない(苦笑)
でも、それだけに原作の漫画も読んでみたい気がするっ!
そんな中で「市川海老蔵」さんとのシーンは印象に残りました。さすがです!
違った意味で「市原隼人」さんの演技も凄かったです(~~)/
とにかく最後まで次から次へと斬って斬られてのバトルの連続。
とにかく腕が飛んだり、体が串刺しになったしたり、血を吐いたり、血だらけ~~;
さすが【ぶった斬りエンタテイメント】!
この【無限の住人】は、カンヌ映画祭に出るそうですが、
キムタクの殺陣の連続・・・海外では受けるかもですね(~~)/
でも、いざ観終わってみると・・・
なんか普通。。。
ラスボスの「福士蒼汰」くん、ちょこっと迫力不足だったかな~~;
ついつい【るろうに剣心】とストーリーが似ているので比べてしまうけど、
志々雄真実の「藤原竜也」くん位の迫力がないとねっ。
それに、やっぱりキムタクはキムタク。
演技はとっても上手なんですけど、キムタクって個性的ですもんね。
まぁ、それはそれで、それがいいとこなんですけど~~
んー、でも嫌いじゃないです。この映画。
それはさりとて、不死身とは言っても痛みを感じないわけではなくって、普通なら絶体死んでしまうダメージを負っても死ぬことが出来ないなんて・・・
それはそれで恐ろしいですよね。
未来永劫不老不死の身体が幸せであるかと言うとそうでもないのかも。
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