|
カテゴリ:芸術
開催期間が12日までと知って 慌てて『大英博物館 古代ギリシャ展』に行ってきました。 私と同じように慌てた人が多かったのか? 前半は展示品の前はどこも人だかりです。 最初は時間をかけてじっくり見ているのでしょうね。後半は大分見やすくなりましたから。^^ 究極の身体、完全なる美を追求した 古代ギリシャの美術品が130点です。 一番の目玉は彫刻家ミュロンの「円盤投げ」 (ディスコボロス)後2世紀(原作は前450年~440年頃) 鍛え抜かれた身体が美しくしなって かなりの迫力です。^^; 一部屋にこの作品ひとつだけ展示ですから 結構じっくり見れました。 初期の頃の彫像はエジプト文化の影響を受けて 直立したクーロス像ですが 時代が進むにつれて動きとしなやかさが出てきます。 では行きつく所はマッチョな筋肉隆々かと思いきや、 ヘレニズム期には女性的な柔らかさのある身体になっているんですね~。 ちょっと意外でしたが、これは若い男性と成人男性の同性愛が一般化していた 古代ギリシャならではという事なのかな・・・ ^^; もちろん美しい男性は尊ばれたようです。 オリンピック発祥の地であるオリンピア、を中心に各地で運動競技も盛んに行われていた というし、この当時の人達にとって鍛え抜かれた身体は人生にとって欠かせないものだったのですね。 私は後半急いだので1時間半の鑑賞時間でしたが、古代ギリシャ人の美意識に触れることが出来た貴重なひと時でした♪ *^^* お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[芸術] カテゴリの最新記事
|