|
カテゴリ:映画
時間的体力的に余裕ができたので 久し振りに映画を観に行くことにしました。 最後に映画館に行ったのはマイケルの「THIS IS IT」。 これは絶対観たかったので足を運んだのですが、 今回はそこまでの気持ちではなく 数々の映画賞を受賞した『ゆれる』の監督 西川美和さんの作品ということで 『夢売るふたり』を観ることに。 二人が営む小料理屋の火事のシーンは凄い迫力だったので 思わず声が出そうになってしまって・・・ 燃え盛る炎が二人の夢を飲み込んでいきます。 再起をかけて地道に頑張る妻に比べて 自暴自棄に陥る夫。 ひょんなことから一夜を共にした女性から 大金をもらって夫は朝帰りします。 それを知った妻の凄まじい怒り。 怒りのあまりお金を燃やそうとしますが それを思いとどまった妻の心の変化が恐ろしい 夫に結婚詐欺を働かせて店の再開資金を貯めようと考えたのです。 経済的には豊かでも淋しい気持ちの女達を狙って その心の隙間に入り込みお金を巻き上げていく夫。 それをかげから指図する妻。 夫は次から次へと関係を結んでいくわけですが・・・ 頼りない夫を健気に支えてきた妻の豹変ぶりに唖然としました。 夫を愛しているのなら 他の女性と関係を持つことなんて耐えられないと思うのですが・・・ 妻の心が見えてこない。 もちろん最後は修羅場です。 女だったら見せたくない部分を見事に演じ切った松たか子さんは見事でしたが 結局私は最後まで気持ちが入っていかなくて 軽い不快感を感じながら観終わりました。 でも側にいた年配の男性は 「考えさせられる映画だったな」と連れの人に言っていたので 観る人によっては満足感のある映画なのでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画] カテゴリの最新記事
|