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カテゴリ:神戸
社交ダンスの先生を目指している友達から
「 年配の人から振付けを頼まれたんだけど その人が踊るから、一緒に観に行かない 」 と声を掛けられて 誘われるがままに行ってみると そこは須磨区にある小学校の体育館。 「青少年と高齢者の集い」と書かれた横断幕が掲げられて この地区の自治会創立45周年をお祝いする会が開かれていました。 プログラムを見てみると この地区の小学生の合奏、中学生の演奏、高校生のダンス、に続いて 友達の生徒さん、といっても72歳の方ですが その人が出る『寿会』の創作劇がありました。 そして驚いたことに神戸市長さんの挨拶に 神戸市長表彰『あじさい賞』の授与式も~ 自治会の祝賀会にしてはとても盛大です。 プログラム さてお目当ての『寿会』の劇ですが、 タイトルは「三つで五百円」。 メンバーは65歳から89歳の方々で、 衣装、大道具、照明、メイクすべて手作りです。 憩いの場、喫茶「シャベリーナ」に流しの演歌歌手が現れて 軽妙な喋りで笑いを誘います。 「いかがで御座いましょうか 三ツで五百円で御座います レパートリーを申し上げます 小唄、端唄、長唄、都々逸、歌謡曲 アルゼンチンタンゴから、コンチネンタルタンゴ シャンソン、オペラに、ウエスタンから ヒップホップまで 三ツで五百円で御座います いかがで御座いましょうか」 お客と契約が成立して、 一曲目は「股旅物」でした。 二曲目が歌謡曲で、80歳の方が「淡谷のり子」の曲を歌います。 そのバックダンサーとして、友達の生徒さんが踊ったのですが 残念ながら写真が上手くとれませんでした 他に、日本舞踊等の踊りも披露されたので 場面が5回程変わりました その都度、幕が下りて 中では忙しそうに動き回っているのが分かります。 短時間に舞台のセットを動かすのですから お年寄りにはキツイと思うのですが とても手慣れた感じで、このクオリティの高さ 凄いなぁ~と驚きました。 ところがそれもそのはずで、この『寿会』、 今までにも色々な所で慰問公演をされているそうで、 「神戸の自治会が観光復興支援ツアー」 なるほど、それで納得ですね。 それにしても地域功労者が市長さんから表彰されたり、 自治会がとてもよくまとまっているのには感心して それでちょっと調べてみたのですが、 この地域が、忘れもしないあの事件の現場だったとは・・・ 自治会長さんの話 こんなご苦労があったから、 地域を守ろうという結束力が強くなったのですね この地域の方々の並々ならぬ努力に 敬意を表したいと思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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