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テーマ:ペットの死(565)
カテゴリ:にゃんこ&わんこ
この春くらいから散歩から帰るとゼイゼイ息を切らせていたワンコ、先週あっけなく逝ってしまいました。
少し前から、もう外へ散歩に行くのは辛そうなので庭先でトイレを済ませるようにしていました。 でも、掃き出し窓から庭への50cm程の段差が上がれなかったり、降り損なって転んだりしたので、窓の下にブロックを2個置き、その上に一枚板を置いて降りやすいようにしました。 庭へ出てからも少し歩き方がふらつくことがあり、急に弱ってきたな~、って思っていました。 7月末の日曜日には全く起きあがれなくなってしまい、ゼイゼイ苦しそうな息をしたとき、大小を漏らしたり、食べたものを戻したりしてしまう状態に。 翌日の月曜日の朝、前日に比べると呼吸も静かになっていました。 でも、私が歯医者や買い物に行っている間に、またゼイゼイ苦しそうにして漏らしてしまいました。 うつぶせになり両足を開いて伸ばした状態で身動きできず、こんな格好は今まで見たことがありませんでした。 お尻をきれいにしたあと、しばらくは落ち着いた様子でしたが、突然、何度か体をびくつかせました。 あれ?っと見ていると、あれほど息をすることが苦しそうだったのに、なんだか呼吸が落ち着いてきてました。 いえ、落ち着いてきたのではなく、弱ってきていたのでした。 側に行って見てみるとお腹のあたりがブルブル震えています。 ほんの1、2分の間に、呼吸がかすかになり、最後はフッと小さい溜息をついてそれっきりです。 ほんとにアッという間のことで、家には母もいたのに呼ぶことも思い付かず、私だけが看取ることになりました。 前日の日曜日なら、みんな居たのに・・・・・ すぐに母を呼び、手伝ってもらって箱に寝かせました。 朝と晩の2回、大きめのプリンカップに一杯のドッグフード、たったそれだけの食べ物で27~28kgの体重を維持していたワンコ。 少し食べさせる量を増やすと体重が増えてしまい、獣医にダイエットを指示されてました。 きっといつも腹ペコ状態だったんだろうな~。 亡くなる前日の夜、昼間に戻してしまったので量を控えた方が良いだろう、ということで缶詰のフードを少したべさせました。 すると、腹這いになったままガツガツと食べ、食べ終わった後も名残惜しそうに器をペロペロと舐めまわしていました。 亡くなった当日の朝も、しっかり食べていたのでまだ大丈夫だろうと思っていました。 まさか、その数時間後に逝ってしまうなんて。 こんなことならもっとたくさん食べさせてあげるんだった。 正直なところ、私は犬はあまり好きではなかったし、家の中で飼うのは抵抗がありました。 でも、犬好きなパパさんが犬を飼いたがっていたときに知人から里親を探している話を聞き、じゃあ、ということで譲り受けたのでした。 でも、家の中で何度も粗相をされたり、掃除しても直ぐに抜け毛が部屋の中に溜まったりがいやで、だんだん世話が義務的になっていました。 ワンコがいなくなってもあまり悲しいと思わないだろうな、と思っていました。 でも、実際にぐったり横たわっているワンコを見て、悲しくて仕方なかった。 もっと可愛がってやれば良かったという後悔もメチャメチャあったし、いつものほほんとした人の良さそうな表情がもう見られないという寂しさ、喪失感もありました。 いつも側にいるのが当たり前になっていて、その有り難さを忘れていたんですよね。 ワンコが亡くなってから、ご飯の用意をしているときにレタスやキャベツの切れっ端を見ると「いたらあげられるのに」とか、庭で赤くなったミニトマトが目にはいると「庭に出したときつまみ食いしてたな~」とか、小さいレジ袋をお店で貰うと「ワンコのトイレ用にはもう必要ないんだな」とか、ささいなことからワンコのことを思い出しては何度も凹んでしまいました。 1週間たって、少しずつワンコのいない状態に慣れつつあります。 注射の時じ~っと大人しくしていたり、ニャンコに猫パンチされても全然怒らず、我慢強いワンコでした。 食べること大好き、人間大好きだったお人好しなワンコ。 バイバイ、ティナ。 ありがとうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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