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カテゴリ:絵の楽しみ
すてきな二人の美術展に行きました。
今日は、生誕100年記念 けとばし山のおてんば画家 大道あや展 そして、もう終わってしまったけど、そのお母様の 「丸木スマ展-樹・花・生きものを謳う-」 スマさんのコピーは おばあちゃん、はじける スマさんは丸木位里さんのお母様。 大道あやさんは、位里さんの妹さん、つまりスマさんの娘さん。 すごいのは、スマさんが始めて絵筆をとったのは70歳の時。 あやさんは60歳の時。 それぞれ違うけど、共通しているのは、ほとばしるような生命力を感じる、弾むような絵と色彩であること。 明日の新日曜美術館がお二人のことなので、ぜひ観て下さい! 筆も書きなれていなかったスマさんは、おもしろくてたまらない感じで、好きな生き物や植物を描いていきます。 見終わった後、きっと絵が描いてみたくなるような展覧会でした。 単なる素朴とはまた違う、生活に裏付けられた確かな観察眼。 大きなカンバスに、ありったけ描きたいものを詰め込む構成力にびっくりしてしまいました。 大道あやさんは、悲しみを乗り越えるために絵筆をとります。 その作品である花火の美しさ力強さには、涙が出てしまいました。 あやさんの場合は、強く兄や母を意識したため、スマさんの画歴とはまた違うものがあったと思います。 やっぱり、生き物と植物が実に生き生きとしています。 川越祭りや秩父夜祭の絵もすばらしいです。 あやさんは絵本画家としても活躍されたので、作品を手に取ることが可能です。 あたごの浦 が手に入りやすいです。 タコとタイの話している風情に惹きこまれてしまいます。 ほかにもいっぱい魅力ある絵本を関根栄一さんと創られています。 みんなすてきですが、『かえるのモモル』が特にすてきだったな~ こちらのブログさんで写真が拝見できます。 (図書館の廃棄本でいただいたとありますが、なんというかもったいない。) 松涛美術館(建物がすてき!)でしたので、本当は後で行こうと思っていたミレイ展にも行きました。 (10分も離れていないので) (↑携帯待ちうけ、BunkamuraのサイトでDLできます。提示で100円引きです) オフィーリアはテートギャラリーで見たことあるのですが、今回はミレイの絵がたっぷり見られるというまたとない機会。 実は、絵画の中で、1番好きなのがラファエロ前派なんですよ~!! ミレイについては、また後日書きますね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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