|
テーマ:本のある暮らし(3310)
カテゴリ:本&絵本
英国ミステリーの中でも、ピーター・ラブゼイは満足感が高く、中でもダイヤモンド警視シリーズが好きです。 ピーター・ラブゼイ氏といえば、エドワード皇太子が活躍する殿下シリーズなど歴史ミステリーに定評があるのですが、現代を舞台に、英国風ミステリーのエッセンスと、現代のイギリスの風俗も上手にからめた本格もので、とりわけ英国好きには、たまらないものがあります。 舞台はバース。 ローマ風呂の遺跡のある英国有数の観光地(バスの語源です)で、ジェーン・オースティンなども住んだヴィクトリア時代からの保養地です。 今回は、地下室から骨が見つかったことが発端の事件。 メアリー・シェリーが、あの有名な『フランケンシュタインの怪物』を執筆した建物をめぐる謎やウィリアム・ブレイクの絵など、ゴシック・ホラー風味やバースらしい要素に加えて、ヘビメタやクイーンも登場。 私には久しぶりのラブゼイだったこともあり、堪能させていらだきました! 山本やよいさんの訳は、とっても安心して読めます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月17日 02時31分58秒
コメント(0) | コメントを書く
[本&絵本] カテゴリの最新記事
|