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カテゴリ:マンガ
原作は、たまにスピリッツで読むだけなのですが、よく描けているし、世相をうまくえぐるし、哲学のある不思議なマンガだな~、と思っておりました。 そして、実写ドラマ化。 オンエアではほとんど見られず、動画サイトで拝見していました。 これまた、よく出来たドラマでした! チビッコな山田孝之さんが、あのデカいウシジマくんをどう演ずるのかなあ、と思ったのですが、さすがカメレオン役者。 ウシジマくんのカリスマ性が出ていました。 物語は、カウカウファイナンスに新しく就職した若い女性という、TV版独自のキャラを立てて、彼女の目を通して、ヤミ金とお金を借りに来る人々の織り成すびっくりな世界を見る、という視聴者が共感しやすい方法を取っていました。 読モでのし上がることを夢みている男だったり、せっかく一流企業に入社しながら、買い物で破綻してしまうOLさんだったり、危うい一線を越えてしまう人々。 ドラマとしての後味も悪くなく、全9話としてのまとまりも中々よかったです。 マンガには、○○があって、○○が生まれた、ということがあると思いますが、この作品も『ナニワ金融道』があってこそ誕生した作品と思います。 ナニワ金融道という体験なしに、いきなりディープな闇金は、読者も着いて行けなかったかと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月24日 02時58分35秒
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