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テーマ:映画館で観た映画(8561)
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ナルニア国シリーズ中1番好きなお話。 題名がちょっと陳腐だけど、この方が興業的には正しいかもね。 2D字幕がよかったのですが、1番近い行きつけのシネコンには2Dは吹き替え版しかなくて妥協しました。 映画の物語の構成としても、3作中1番よいと思いました。 ビジュアルは第1章だけど、あれは見事に表面的な作品でした。 今回はぐっと胸に迫るお話になっていました。 親戚に預けられているルーシーとエドマンドは、おとぎ話なんて絶対に信じない、いとこのユースチスと一緒に、ナルニアの海の冒険へ。 子ども部屋の船の絵から海があふれ出すというナルニアの入口も中々圧巻。 大きな古いタンスの中は冬の森に続いていた!というのが1番すてきですけどね! 本作の大きなポスター、アスランのプクプクしたひげの根元が可愛くて、さわりたくなるんですが(笑)、本編中でもそうでした。 トラ猫系のひげの根元って、ポツポツして可愛いじゃないですか。ちょうどあんな感じです。 船長のドリニアン卿がね、それはそれでいいんですが、私は黒髪の美青年のイメージなので、びっくりですよ(笑) ユースチスはナルニアでは一人だけ異分子なのですが、その感じ、上手でした。 もの言うねずみの族長リーピチープは、もちろん本作の英雄です。 カスピアンはクリスチャン・ベールやキアヌの若い時みたいで、すてきです。 いっぽんあんよのお話の所が好きなので、希望よりさらっとし過ぎなのですが、全体のバランスからいうと妥当でした。 海中の国の美しい人々がとっても見たかったな。 ここが残念でした。 自作は『魔術師のおい』だとチラっと聞きましたが、あのお話は基本の魔法っぽいお話なので、映画化は嬉しいです。 そうすると、ひとまずおなじみの登場人物は白い魔女だけになりますね? でも、ユースチスに向かってアスランは、また力を借りる、と言っているから、『銀のいす』もやりそうです。 『銀のいす』は地底のお話で地味で陰鬱ですが、うまく作ると美しくて、冒険譚としておもしろいかも。 もう『ライラの冒険』はムリなのかなあ。観たい!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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