毎日暑いですね！
皆様、夏バテにはお気をつけ下さい！

さて、今日は少し前に聞いた話を書きます。

Ａさん（仮に）の飼っているネコが、冷蔵庫から飛降りた時に
誤って前足だか後ろ足だかを骨折したそうです。

すぐに動物病院に連れて行って診てもらったところ、

「難しい手術になりますね。安楽死させますか？」

と先生に言われたそうです。
Ａさんはその言葉を聞いて、「治療費が掛かるんだろうな」と思い、

「手術したらいくら掛かりますか」
「４０万です」
「まだ若いし、安楽死はかわいそうなので手術してください」

という会話を交わしたそうです。

その話を聞いた時には、
その病院の先生はなんて冷たい事を飼い主に向かって言うのだろう…
ネコとはいえ、家族なのに…
というのが素直な感想でした。

でも、しばらくたって改めて考えてみると

もしかしたら、先生は先に安楽死という選択肢を出すことによって
飼い主に手術を選ばせようとしているのかもしれない。

もし先に手術代が４０万だと言われたら…？

憶測ではありますが、死という言葉を先に出すことで
ネコが今、生きているという事実を再認識させていたのでは？

でもそれでも安楽死をさせる飼い主もいたりするんだろうな…
保健所の殺処分の話を聞いたことがありますか？
処分される動物の中には飼い主が連れてくることもあるそうです。
とてもとても悲しくなる現実です。

私には膨大すぎてどうしようもできない現状ですが、
せめて、自分が望んで家族として向かえた動物くらいは
幸せな一生を送って欲しいと思います。

人の手によって命を奪われることが幸せだとはどうしても思えません。

もちろん、誰だって百も承知のことでしょうが。


キリさんはうちに来て幸せだと感じてくれているのかしら？