鴨川シーワールドのシャチのパフォーマンスを中止を考察する
前回、神戸須磨シーワールドのシャチはフランスから?鴨川シーワールドから?
で書いたんですけど、今回は鴨川シーワールド視点で詳しく考察していきます。
前回の記事はこちら→神戸須磨シーワールドのシャチはフランスから?鴨川シーワールドから?
鴨川シーワールドは「この度、動物事情によりシャチパフォーマンスを中止させていただくことになりました」と発表しました。また、鴨川シーワールドは規制内容に
〇中止期間:本日~当面の間
〇規制箇所:オーシャンスタジアム
〇規制内容:オーシャンスタジアムへの入場 シャチパフォーマンスを中止
を上げています。
この理由を考察していきます。
1 ラビーちゃん妊娠説
オスカーの精子が冷凍保存されていて人工授精でラビーちゃんが妊娠した説
この場合だと、普通に公表するかと思います。動物事情によりとせずにラビーの妊娠によりとなるはずです。
2 誰かの病気説
ラビ―、ララ、ラン、ルーナの誰かが病気や怪我をした場合はシャチパフォーマンス全体を中止とはせず、該当個体のみシャチパフォーマンス休止のアナウンスとなるはずです。
3 オーシャンスタジアム劣化説
これもあり得るとは思いますが、その場合は動物事情によりとはせずに設備整備のためとなるはずです。
4 シャチ全員ショーボイコット説
十分有り得ます。シャチ全員トレーナーさんの言うことを聞かずに中止となっている可能性は十分に有り得ます。ただ当面の間と、長引くかは疑問が残ります。(過去の例からも、ボイコットしたとしても、せいぜいステージ1〜2回)
5 シャチ不仲説 ラビ―、ララ、ラン、ルーナのパワーバランスが崩れて、ショーに影響をもたらす。
可能性としては、あるかもしれないけどかなり低そうです。
5 鴨川シーワールドから神戸須磨シーワールドへシャチを貸し出しする為の準備説
神戸須磨シーワールドは6月1日オープンですが、その前日に当たる5月30日に無料内覧会を神戸市民500人対象に行います。そのスケジュールに12:45~13:15 オルカパフォーマンスが組み込まれています。
メインのシャチがいなければ話にならないですよね。
フランスのマリンランドからの輸入する方向で話は動いているみたいですが、日程が定まらないので、もしもの時の為に鴨川シーワールドから、神戸須磨シーワールドへシャチを貸し出す方向で調整してる可能性。(本来なら2024年1月から2月の冬季閉鎖期間中にフランスからの移動が行われる予定でした。これに対してフランスの動物権利団体からの反対などもあり今後の日程が不透明です。)
6 諸事情でフランスからシャチを輸入できなくなった場合の対策
5とほぼ同じですが貸し出しではなくて完全に神戸須磨シーワールドへ移動です。この場合は名古屋港水族館のステラも同時に移動の可能性が浮上します。(名古屋港水族館のステラに関しては貸与で、所有権は鴨川シーワールドにあります。)全員行くのか?数頭なのかは不明です。
7 鴨川シーワールドのトレーナーさん達ボイコット説
フランスからシャチを輸入できなくなったので、鴨川シーワールドから出すことになったけど、それに反対してトレーナーさん達もボイコットしている可能もあります。これにシャチ達も賛同して一緒にボイコットしている可能性もあります。(シャチは知能が高いですからね・・・。)
とまあ、いろいろ書いたけど時期的に5番6番の可能性が一番高い気がします。(貸し出しか移動はフランス側の今後の動向次第でしょう。)神戸須磨シーワールドに行ったらプールへ慣れさせる期間もあるし、ショーのトレーニングをする期間も必要になります。鴨川シーワールドのトレーナーさんが神戸須磨シーワールドに移動とは考えにくいので、鴨川シーワールドのトレーナーさんが神戸須磨シーワールドのトレーナーさんを指導するのでは無いかと思います。(母体の会社が同じです。)
神戸須磨シーワールドへ行く準備期間としてオーシャンスタジアムへの入場禁止とシャチパフォーマンスを中止が一番納得できる答えの様な気がします。(現在、神戸須磨シーワールドのトレーナーさんが、鴨川シーワールドでシャチパフォーマンス指導やレクチャーを受けている可能性も十分にあります。)
まあ、あくまでオッサンの推測です。
※画像などの無断使用転載禁止