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リスニング、これは英語だけだとおもっていたけど、今は国語にも使われているらしい。それも、高校受験で。
秋田とか、方言に特徴のある地方では標準語に慣れるためにずいぶん昔から導入されていたみたいだけど、最近はほとんどの地域で行われているらしい。 その理由は「言葉を聞き取る能力低下」だという。 日本人が、母国語である日本語の聞き取りができないってどうゆうこと?とおもうけど、実は子ども達と接していてこれは感じる現実。 「人の話を聞く」ということが、できてない子が多い。 それには、やっぱりゲームの蔓延がひとつあるだろうな。 私たちの時から、ゲームはあったけどみんなが持っている感じではなかったし、ひとつのゲーム機をみんなが交代して使わせてもらってそのまわりを他の子たちがワイワイみていた。せいぜい2人でプレイする感じだったけどいまでは一度に何人もの人で遊べて、どこにでも持って行けて、知らない人と通信して楽しめる。 あたかも、いろんな人と「遊んでいる」ようだけどそこに言葉が生まれないことが多い。 国語のリスニングが必要な時代なんて悲しい時代だな。 各家庭でしっかりと、言葉をやりとりするあたりまえのこと、大事にしていかなきゃいけない時代なんだね。 また子どもに与えるゲームも、親がしっかりと考えなきゃいけないってこと。 やっぱり子ども時代はいっぱい言葉を使って体当たりで遊んでほしい。 そしてなにより言葉を操れるようになった子どもたちが話したいと思う環境つくりを、大人が作っていかなきゃいけないよね。携帯でメールしながら、生返事してるようでは、子どもは「生身の人間と関わる楽しさ」なんて感じられない。生きた言葉のコミュニケーションをとれるようになるには、やっぱり大人も気をつけていかなくちゃ。 誰かと一緒に過ごすなら、その人とその空間でないと楽しめない時間の使い方ができる人間でありたいと思う。 ゲームやパソコン、ひとりで遊べるものが増えた時代だからこそ「人とつながる大切さ」を感じてしまったニュースでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月21日 21時04分15秒
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