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昨日の節分の結果・・・・・。
子ども達は号泣でした・・・・・。 5歳児が扮する鬼すら怖くて、先生にしがみつく子。5歳児の鬼にはがんばって豆を投げていたけど、大人の鬼にはかなわなくて逃げ回っていた子・・・・。 ですが、なかには「自分の中にいる鬼に豆を投げる」ことが頭の中に残っている子たちもいたようです。 初経験になる今年度入園の男の子。終わったあとは「なきそうだった」といいつつも、鬼にもなかずに豆を投げていました。でも、その子はうちのクラスの中で体が大きいのでみんなに盾にされていましたが・・・・・。 先生達はここぞとばかり「おなかの中に鬼がいる子」を、鬼に捕まえてもらいます。なまはげをモデルにした鬼はかなり怖い・・・・。 そうすることで、自分の自己反省をするんです。こんな小さな子でも・・・・・。 うちのクラスにはいなかったけど、「鬼が怖いというので、休ませます」という親がいる現在・・・。話をきいてあきれました。 じぶんの中に弱さがあること、それと向き合うことで、ひとの弱さも認められる子になるんです。先生たちもただ面白がっているわけではありません。怖さに、自分の弱さに向き合う姿をうけとめ、一緒に戦っているんです。 それを、恐ろしさに戦うことをさせずに休ませる・・・。 節分の意味が親にちゃんと伝わっていない証拠ですね。 この現代に現場で働く保育士は、子どものことだけを見るんでなくてその子の親までもしっかりと関わっていかなくてはいけないなと痛感しました。 この節分の時期。これが終われば春がくるんです。その前に私たちも自分の「鬼」に向き合い、自分を見つめなおす時間を持ちたいものですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月02日 21時33分00秒
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