[四十九日] ブログ村キーワード
空が随分と高くなったらしい
まだ暑さは少し残ってるけど
一歩一歩、秋が近づいてるんだね
ボクにとっては、いつもと違う秋
いつも、そばにいた
彼女がいなくなったから…
ボクにとって
彼女は何だったんだろう
そして、彼女にとって
ボクは何だったんだろう
たまにそんなことを考えたりするんだ
とても、とても大切な存在
だけど言葉じゃ、うまく伝えられない…
物心ついた時から
彼女は、いつもボクたちのそばにいた
だから、ボクにとっては
それが当たり前のことだった
わがままをいって
困らせたこともあるし
ひどく怒らせて、ひっぱたかれたこともある
それでも彼女は
いつもボクたちのそばにいてくれた
寂しい時は、抱きしめてくれたし
優しくキスしてくれた
公園での暮らしは、楽しいことも多かったけど
悲しいことだって多かったから
子供だったボクは
そのたびに心細くなった
怖くて泣いてしまった日もあったよ
そんな時も彼女は
そばにいてくれたんだ
強くて、優しくて、温かくて
ひまわりの花みたいだったよ
彼女がいると元気になれた
彼女にくっついて眠ると
どんな時でも
ボクは安心することができたんだ
彼女と会えなくなって
どれくらいの時間が経ったんだろう
ボクとちびた姉ちゃんの間
ぽっかり空いた空間にも
少しだけ慣れてきたけど…
でも、会いたい
もう一度だけでもいいから…
彼女に会いたい
あの、ふかふかしたお腹に
きゅっと顔を埋めて
安心して眠りたい
そんなことを思うんだ
この前、第一秘書が
ボクに、こんな歌を歌ってくれたんだ
原曲の歌詞は違うけど
日本語の歌詞は
亡くなったお母さんに捧げたものなんだって
お母さんか…
そうだね…
ボクたちにとって、確かに彼女は
お母さんみたいだったね
もう今は 彼女はどこにもいない
朝早く 目覚ましが鳴っても
そう いつも彼女と暮らしてきたよ
ケンカしたり 仲直りしたり
ずっと夢をみて 安心してた
ボクは Day Dream Believer
そんで 彼女はクイーン
でも それは遠い遠い思い出
日が暮れて テーブルに座っても
Ah 今は彼女 写真の中で
優しい目で ボクに微笑む
ずっと夢をみて 幸せだったな
ボクは Day Dream Believer
そんで 彼女はクイーン
ずっと夢をみて 安心してた
ボクは Day Dream Believer
そんで 彼女はクイーン
Ah Ah Ah Ah…
ずっと夢をみて 今も見てる
ボクは Day Dream Believer
そんで 彼女はクイーン
ずっと夢をみて 安心してた
ボクは Day Dream Believer
そんで 彼女はクイーン
ずっと夢みさせてくれて ありがとう
ボクは Day Dream Believer
そんで 彼女がクイーン
Day Dream Believer/THE TIMERS
第一秘書が大好きだった
この歌詞を書いた人も空に行ってしまったんだって
お母さんとは会えたのかな
いつか、ボクたちが空に行った時
彼女は、どんな顔するだろう
いつもみたいに、優しく抱きしめてくれるだろうか
それとも怒った顔するだろうか
ボクたちに会えるのを
待っててくれるだろうか…
ありがとう
大好きなふさこ姉ちゃん
ずっと一緒に暮らせて
ボクは、とても幸せだった
幸せだったよ…
ふさこちゃんが空へ旅立った日
司令塔Aさんの元へやってきた、しましまたち
こんなに大きくなりました
とわさんちのしましま3きょうだい
ふさこちゃん…
どうか、この子たちが
大っきな幸せをつかめるように
空から見守っていてね
「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com
「中之島公園の猫たち」 nekomat@nifmail.jp
ふさこが空へ旅立ち、早いもので四十九日を迎えました。
彼女と出会えたこと、彼女と共に過ごせたこと
たくさんの思い出ができたこと
モデルたちだけでなく、私たちにとっても
とても、とても、幸せなことでした。
ふさこ、ありがとう
またね…
第一秘書&第二秘書
皆さんもどうかふさこを忘れないでやってください…