[作文] ブログ村キーワード
『ボクの好きなもの』
中之島つばさ
ボクの暮らすお部屋には、
小さなキャットタワーがあります。
優しいお当番さんが、
お家にあったものを運んで来てくれました。
キャットタワーには、
ヒモがグルグル巻き付けられた
爪とぎが付いています。
脚になっているフカフカした柱は、
おでこをスリスリすると気持ちいいです。
二階には
丸い窓の小さな隠れ家があって、
中もフカフカで暖かいです。
先端に突き出た長い3本の棒には、
ヒモで結ばれたボールが付いています。
ちょんちょんと突っつけば
ユラユラ揺れて面白いです。
長い3本の棒にも
ヒモがグルグル巻き付けられているので
ちょっと爪を研いだり
囓ってみるのも楽しいです。
ボクは、このキャットタワーが大好きです。
いつもボクは、隠れ家の屋根に座り、
お部屋を見渡します。
屋根は小さくて、箱座りすると
手や足や尻尾がはみ出してしまうけど、
何とか屋根に収まるように
体を縮めて座るようにしています。
たまに、はみ出た片足を
こっそり二階の床に付けてたりするけど、
きっとみんなには見つかっていないと思います。
ご飯を食べる時も、
出来ればこの場所で食べたいので
秘書さんたちにお願いします。
でも、お皿を持っててくれればいいのに、
いつも秘書さんたちは
足元の小さな隙間にお皿を置くから、
ちょっぴり食べにくいです。
だから、そんな時は
屋根から二階に降りて、
立ったまま食べることにしています。
おもちゃで遊ぶ時も
ボクは、屋根の上に座って遊ぶのが好きです。
おもちゃを追いかけて暴れていると、
時々、転がり落ちそうになって
ドキドキするけど、
それもすごく面白いです。
たまにボクが下に降りて遊んでいたら、
リリーが屋根の上に乗ったりします。
そんな時は、意地悪しないで貸してあげるけど、
リリーが降りてきたら
すぐに屋根の上に乗ります。
ボクは、このキャットタワーが大好きだから、
本当は
独り占めしたいです。
秘書さんたちは、このキャットタワーが
カッコイイ乗り物みたいだと言いました。
だからボクは、
ちょっぴり想像してみました。
隠れ家の屋根が操縦席で、
ボクは、そこに座ります。
先端に付いている長い棒が操縦桿で、
棒を動かすとキャットタワーが
超合金ロボットのように動き出します。
右側のボールを突っつけば、右へ。
左側のボールを突っつけば、左へ。
真ん中のボールを突っつけば、真っ直ぐ前へ。
行きたい方向へ進みます。
自由自在にキャットタワーを動かすボクを見て、
リリーやノアは、きっとビックリすると思います。
足元の爪とぎを回せば、
小さなタワーは、どんどん大きくなって、
いつかお部屋の天井よりも大きくなります。
下にいる秘書さんたちも
小さく見えるかもしれません。
すごくワクワクする想像だけど、
もし本当にキャットタワーが動き出したり、
大きくなってしまったら、
ボクは、きっと怖くなってしまうと思います。
だから、小さいキャットタワーのままで
いいと思いました。
ボクは、今のキャットタワーが大好きです。
おしまい…
「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com
「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp
タワーの屋根で落ちそうな格好のまま眠っていたり…
隠れ家の丸い窓から、お尻だけはみ出ていたり…
いつも不思議なつばさの姿に、秘書たちは大笑いしています
2010年10月1日から
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