中之島公園の猫たち-SAVE THE CATS IN NAKANOSHIMA PARK-
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中之島タキシード
大阪・中之島公園から我が家にやって来た元野良猫タキシード。 彼女が工事で閉鎖中の公園に取り残された仲間を救うために、ブログを立ち上げました。 すべての猫たちが救われますように!
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珍しく、秘書たちが ダブルで風邪をひきました 普段ならヘラヘラしている 彼女たちですが 近頃、ちょっぴり大人しいです どうやら司令塔Aさんも 同じ頃から風邪をひいているらしく… 普段、元気すぎる人たちが大人しいと 気持ちがわる… い、いえ、調子が狂います 先週土曜日 風邪ひきの第二秘書は 顔中マスクにして、仕事に出かけ 同じく、風邪ひきの第一秘書は お当番に出かけました ここ最近、何かと忙しかった土曜日 しかし、先週は久しぶりに 病院以外の予定がなかったのに… 第二秘書は、仕事が休めず 仲間たちを独り占めできる 第一秘書もヨレヨレ 「確かに、最近、猫たち構ってなかったね…」 「うん、そうだね」 まあ、寒くなってからは 仲間たちのほうも無駄に動かず お昼寝時間が、長くなっているのですが 「でもさ、人がボーッしてる時は寝てるくせに…」 「んなんかされたの」 「…軽く、集団イジメ」 「はぁ」
それは、先週 第一秘書がノロノロと ひとりで掃除を始めた時のことでした いつもなら、小ドミトリーから始める掃除 しかし、あの日は 朝ご飯の直後から、茶白たちが 架空の敵と激しく戦い出し… ややこしいので、掃除用具一式を抱えて 大ドミトリーへ スコップとゴミ箱を持ち トイレ前に、きちんと正座 盛られた砂から せっせとブツをすくい出していたら 棚の上からドタバタと 小走りでやってくる、ハチワレ 「ああ、フク…」 相変わらず、声を出さずに 「にゃあ」と返事するフクちゃん しかし、健気さをアピールするには 若干、強引な行動 スコップ持ち、砂に突き刺している右腕と トイレの間、狭いスペースに体をねじ込み 膝の上に、ダイブ 「うぉ重い…」 まるで、抱き石のように 箱になって乗っかるフクちゃん かなり、ご機嫌な顔 少し膝をずらせて トイレ掃除に挑もうとしても まるで吸盤がついているかの如く 微動だにせず 仕方なく、抱き石を乗せたまま トイレを引っ張り 砂の中から、すくい上げたブツを ゴミ箱に入れるため、左手を伸ばすと… 「うぉ…」 フクちゃんのいるところに、彼女あり 伸ばした腕の間から にょっきり顔を突き出してくるのは シャムちゃん そのまま、フクちゃんに 愛情いっぱいの頭突き 「あの、ゴミ箱…」 この時点で、第一秘書は 正座しながら抱き石を乗せ 右手には、ブツの入ったスコップ 左手は、かろうじて ゴミ箱の取っ手を握っているものの 脇に入り込んだシャムちゃんを 抱えるような姿勢 「あ、足がヤバいかも…」 いったん、スコップとゴミ箱を離し 自由にした右手でフクちゃん 左手でシャムちゃんを撫でていると 3匹目の黒い影、登場 「あ、くーちゃ…いででー」 抱き石フクちゃん 天敵くーちゃんに慌てて あろうことか、第一秘書の太ももを蹴り シャムちゃんの横へ着地 その隙に、くーちゃんは 選手交代とばかりに 両手を太ももの上に置いたまま 中途半端に座り込みました そんな、くーちゃんにまで ご丁寧にも、挨拶の頭突きをする 几帳面な性格のシャムちゃん 「シャムちゃん、それ、地味に響く…」 上を向いたくーちゃんが見つけたのは 第一秘書が着ていた パーカーのフードのヒモ 垂れ下がっているヒモに噛みつこうと 全体重を両手にかけ、グリグリ… 「ううう、やめて…」 徐々に痺れが増す、足の裏 こうなったら、くーちゃんを 押しのけるしかないと お尻を浮かせ、足をずらそうとしたら… いつの間にやってきたのか くーちゃんの横には、ルナがいて ふくらはぎに沿って、箱座り 「うう、キミもか…」 すでに、感覚を失った足の裏 気づけば、ネットの向こうには 架空の敵を倒したダイちゃんとチャミ 不思議そうな顔で ジタバタする第一秘書を見ています 「おい、助けろ、そこの正義の味方っ」 この時点で、目の前にはトイレ その向こうには、騒ぐだけで 助けてくれない、茶白たち 右側には、膝に置いた両手に 全体重をかける、くーちゃんと 足に張り付くルナ 左側には、頭突きをするシャムちゃんと その横に隠れる、フクちゃん そして、ジンジンする足の裏 「うう、逃げ道、後ろだけかよ…」 そうこうしている間に くーちゃんを追いかけてきたリリーが ゴミ箱を覗こうとして、ひっくり返し… 散らばったブツを転がそうと 手を出してくる、つばさとももちゃん 「あわわわ…」 このままだと大惨事になりかねない 意を決し、膝をついて 張り付いていた、くーちゃんとルナ シャムちゃんを引きはがし 腰を上げた瞬間… 「あぐっっっ」 あろうことか、足の裏を踏みつけ ふくらはぎにダイブしたヤツ 振り返った第一秘書の顔を見ながら 可愛らしく「にゃあ」の口パク 「うう、フクが極悪非道に見える…」 そのまま、箱座りしたフクちゃんに ゴンゴンぶつかるシャムちゃん 地味なジャブ、かなり有効… しばらくの間、第一秘書は ひとり悶絶したそうです 「おおさか公園ねこの会」さんからのお知らせ 詳しくは「おおさか公園ねこの会」HP または、「我輩は公園猫」をご覧くださいね
「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com 「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp
「そーか、そーか、くふふふ」 「…アンタ、笑い事じゃないのよ」 「まあ、それも愛だと思って」 「うう、ヤツらの愛は重いんだね」 朝晩、かなり冷え込むようになりました。 皆さんも風邪には気をつけてくださいね 猫 ボランティア・保護活動ランキングへ 人気ブログランキングへ ブログランキング参加中いつも応援ありがとうございます
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