中之島公園の猫たち-SAVE THE CATS IN NAKANOSHIMA PARK-
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中之島タキシード
大阪・中之島公園から我が家にやって来た元野良猫タキシード。 彼女が工事で閉鎖中の公園に取り残された仲間を救うために、ブログを立ち上げました。 すべての猫たちが救われますように!
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先週「猫の部屋」には 大きな予定がありました それは、フクちゃんのスケーリング 前回、病院に行った時 歯についた歯石取りを奨められ いよいよ、覚悟を決めて 予約を入れていたのです 人懐っこく、いつも元気なフクちゃん 相変わらず食欲旺盛っぷりは 誰にも負けません 彼の大嫌いなもの それは、病院 そこにいるのは、笑顔の素敵な先生と 可愛らしい看護師さんたち 普段の彼なら、文句なしに ゴロゴロ甘えて、くっついていきそうな 優しい人たちばかりなのです しかし、そこは病院 先生も、看護師さんたちも お薬の匂いのする白衣を着てるし 先生は、注射器を持ってるし 看護師さんたちは 動かないように押さえるし… 「猫の部屋」にいる時は 親善大使と呼ばれるフクちゃんだけど 病院は、完全なるアウェー だから、いつも 大きな声で鳴いています 「猫の部屋」では、誰かを病院に連れて行く時 可能な限り、司令塔Aさんか秘書たちが 捕獲するようにしています 今は、どんなに人懐っこくても 元々、外で暮らしていた仲間たち とにかく、怖がりが多いのです 『ヤツらに捕まると病院に連れて行かれる…』 仲間たちは、Aさんや秘書たちが 洗濯ネットとキャリーの準備をしていると 雰囲気を察知して、警戒します ただ、何となくですが どこかに、こんな雰囲気もあるのです 『もし捕まって、連れて行っても… ちゃんと連れて帰って来てくれるよね』 いつも、病院に連れて行き 連れて帰って来るのは Aさんか秘書たち もちろん、警戒するけれど 何となく、何となく 理解しているかもしれない… そんな風に感じるのは 気のせいでしょうか それに、もし捕まえようとする人が コロコロ変わってしまったら 仲間たちは、お当番さんのたちのことまで 警戒しなければなりません だから、余計な不安を与えないように 可能な限り、Aさんか秘書たちが 捕まえています まあ、そんな親心というか ちょっとした気遣いというか 通じていないこともあるのですが… スケーリング当日、水曜日 病院のことなど すっかり忘れていた、フクちゃん いつものように、愛想を振りまき 司令塔Aさんに擦り寄りました そして、いつものように 大騒ぎしながら捕獲され 病院へ運ばれていきました けれど、結局 スケーリングは、出来ませんでした 麻酔前の血液検査で 腎臓の数値が上がっていると 判明したからです とにかく、スケーリングは中止 集中的に点滴を受けるため フクちゃん、思いがけず 初めての入院決定 『連れて帰って来てくれるよね』 そう思って、しぶしぶ病院へ行ったのに そのまま、置いていかれてしまう… 仲間たちには、かなり衝撃的なことです たとえ、ほんの少しの時間でも そんなことまで、わからないから… とにかく、不安で仕方ない 怖くて、たまらない ただ、置いてくる側だって 後ろ髪をを引かれる思いなのだと 少しは、わかってほしいのですが… そして、土曜日… いつものように、第一秘書は モデルちゃんを連れ Aさんは、お家猫の てんちゃんとマロンちゃんを連れ 病院へ行きました みんなの注射が終わり ドキドキしながら、フクちゃんの経過を聞くと 点滴のお陰で、数値は少し改善 もちろん、Aさんも秘書たちも大喜びで 連れて帰ることにしたのですが… 入院ルームを出る時から 「猫の部屋」に到着するまで ずーっと鳴いている、フクちゃん 誰が声をかけても、聞く耳など持たず… これには、Aさんに第一秘書 いつも送り迎えしてくれるKさん 多分、モデルちゃんや てんちゃん、マロンちゃんも苦笑 『うにゃーんっ』 「猫の部屋」に到着し Aさんがキャリーの扉を開けた瞬間 ひときわ大きく、鳴いてから 飛び出して行った、フクちゃん その声を聞いたとたん 一目散に、棚の上に登りだす者 棚の下にもぐり込む者 ケージの陰に隠れる者… 完全警戒態勢の仲間たち 最後の大きな一声 いったい、フクちゃんは何を言ったのか 何となく、何となく 想像がついてしまった Aさんと第一秘書のため息… こちらも、かなり大きかったと思います
「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com 「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp
フクちゃん、お陰さまで元気にしています ご飯は、療養食に切りかえましたが 食欲もあり、お薬も飲んでいます。 ちなみに、病院にいる間についた匂いは 優しい彼女シャムちゃんが きれいに毛づくろいしてくれました 現在、通院中のモデルちゃんも 最初、点滴のため短期入院したのですが その間に、どうやら先生と看護師さんに よからぬことをしたようで… 秘書たちが何度聞いても、先生も看護師さんも笑って 教えてくれないのだそうです 今週から、モデルちゃんと一緒に フクちゃん、週二回の通院スタートです 猫 ボランティア・保護活動ランキングへ 人気ブログランキングへ ブログランキング参加中頑張る仲間たちを応援してくださいね
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