[追悼] ブログ村キーワード
こんばんは、第一秘書です
今日は、皆さんに
悲しいご報告をしなければなりません
昨夜、ジジが亡くなりました
バラ園で生まれ育ったジジは
昨年5月、療養生活を送った司令塔Aさんの家から
チーム金曜日sinsinさんと
優しい旦那さんの元へ行きました
ずっと前から、ジジが大好きで
一緒に暮らすことを夢見ていたsinsinさん
怖がりで、不器用だけど
とても優しくて、甘えん坊なジジ
やっと家族になった
sinsinさんとジジの生活は
一年に満たない短い時間でしたが…
とても多くのことがありました
2009年、春
ジジの体に、突然起こった変調
重度の貧血、免疫低下
口内炎の悪化、腎機能低下…
このまま、ジジの命は
消えてしまうかもしれない…
そう思わざるを得ないほど
危険な状態でした
けれど、ジジは
長い入院生活と治療を乗り越え
先生も驚くほどの強い生命力で
回復したのです
もし、これが奇跡だとしたら…
まだ、ジジは何かを求めていて
どこかに繋がろうとしているのでは
ないだろうか…
あの時、私は
そんなことを考えていました
「ジジと一緒に暮らしたい…」
sinsinさんが、そういった時
私は、こんなことを聞きました
---- ジジと一緒にいられる時間は
もしかしたら、とても短いかもしれない
つらい決断を迫られることが
待っているかもしれない
それでも、すべてを受け入れる覚悟はある ----
もちろん、今まで出会った里親さんたちにも
共に生きる覚悟については
しっかりと確認してきました
けれど、sinsinさんに聞きながら
目に浮かんできたのは
あまりにも、リアルな未来で…
ただ、ジジが起こした奇跡が
彼女に繋がるものかもしれないとは
感じていました
いろんな障害がありながらも
ジジを思い続けたsinsinさんの気持ちは
病気を抱えることになっても
やはり、何も変わらなかったのですから…
猫と暮らすのが初めてだったsinsinさん
最初の頃は、通院するだけでも
困り果てていましたが
彼女は、少しずつ変わりました
油断すると口内炎が悪化し
食欲が落ちてしまうため
いろんな食事やサプリメントを用意したり
新しい薬や治療法を調べたり
私にも、いろんなことを教えてくれました
そして、昨年秋から始まった自宅点滴
怖くて、手が震えてしまった日も
嫌がるジジを見るのがつらくて
泣きながら点滴した日もあったそうです
けれど、彼女は
いろんな思いを抱えながら
ちゃんと続けてきました
sinsinさんを支えていたのは
何があっても、甘えてくるジジ
のんびりと日向ぼっこをしながら
安心した顔を見せているジジ…
どんな些細なメールからも
彼女が、どれほどジジを愛しているか
どれほど大切な存在なのかが
ひしひしと伝わってきました
ジジがご機嫌に過ごしてくれるなら
どんなことでも頑張れる
乗り越えられる…
その思いは、ちゃんとジジも
わかっていたでしょう
先週の金曜日
sinsinさんから届いたメールには…
ジジが体調を崩していること
いくつかの数値が良くなかったということ
詳しく調べるため、外注検査の結果を
待っていることが書かれていました
そして、日曜日
その検査結果を受け
新しい治療計画を立ててきたと
聞いたのですが…
ジジの容体は、急変しました
そして…
せめて、もう一度…と
願った奇跡は
起こりませんでした
ジジが亡くなったという報告の後
sinsinさんから届いたメールです
先ほど、ふたりでお通夜しました
久しぶりに、お経を唱えました
朝から病院行って
帰ってきたら、自力でトイレに行ってました
何度か病院で入れてもらった
流動食を吐こうと苦しそうで
病院に電話してたら、治まってきて
撫でると、腹だししてました。
Aさんや秘書さんたちが応援してるぞ
Aさんがジジは強いって言ってくれたよって伝えると
しっぽパタパタしてました
でも、夜になってだんだん呼吸が荒くなって
苦しそうに、時々あーんって鳴いて
急いで、夜診察してくれる病院探して
相方の運転で行きました
点滴と酸素吸入してる間に旅立ちました
苦しい思いをさせて、申し訳なくて
うちに来て幸せだったのか、そればかり
私はジジがかわいくて
いとおしくて
優しい頭のいい
私の気持ちをわかっていてくれてるような
本当に優しい仔です
もう少し一緒にいたかったです
ジジと住みたいという
私のわがままを聞いてくださって
ありがとうございました
このメールが届いてから
何度も、ご報告の日記を書いたのですが
どうしても上手く言葉が浮かばなくて…
sinsinさんがジジと出会い
長い間、どんなにジジを思ってきたか
どんなに一緒に暮らすことを望んでいたか
たぶん、いちばん近くで見てきたと思います
つらいことや悲しいことが多かったはずなのに
ジジの話をする時、いつも彼女は
幸せそうに笑っていました
そして、どこか不器用だったジジも
わがままをいったり、いっぱい甘えたり
安心しきっているのがわかりました
言葉では、上手く表せないけれど
sinsinさんとジジの間には
確かなものがありました
時間の長さや短さではなく
もっと深くて、強いもの…
三年前、消えそうだったジジが求め
繋がろうとしていたのは
やはりsinsinさんだったと
私は、そう思っています
ジジ、たくさん愛してもらったね
幸せだったね…
sinsinさん、旦那さん
本当にありがとうございました
「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com
「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp
今日のお昼、ジジは空へと帰っていきました
大好きだったお兄ちゃん、ヒュウマには会えたかな…
小さな体で一生懸命に生きたジジを
どうか褒めてやってください…
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応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました