中之島公園の猫たち-SAVE THE CATS IN NAKANOSHIMA PARK-
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中之島タキシード
大阪・中之島公園から我が家にやって来た元野良猫タキシード。 彼女が工事で閉鎖中の公園に取り残された仲間を救うために、ブログを立ち上げました。 すべての猫たちが救われますように!
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昨年末から、年明け早々にかけて 「猫の部屋」がある大阪市では ある騒ぎが起こっています すでに、いくつかのブログなどで ご存知の方も多いとは思いますが 大阪市西区の条例の件から始まった 「街ねこ制度」と「公園ねこサポーター制度」の 今後についての問題です (詳細、経緯などにつきましては、いりこだし#さんのブログ「小さなニクキュウを守り隊」へ) 実は、私や秘書たちの元にも その件に関して、メールやメッセージで たくさんの方から、ご連絡をいただいていました 情報だけは、どんどん広がっているのに 実際、この問題の解決に向けて 正式に、どこが動くのか 現在、どういった状況になっているのか その具体的な情報がなかったため 心配した方たちが、たくさんおられたようです まずは先に、その内容について こちらに、ご連絡いただいた皆さんに お返事ができなかったことをお詫びします 本当に、申し訳ありませんでした 昨日、「おおさか公園ねこの会」さんが このような内容を公表されました 「大阪市罰則付き餌やり禁止条例について」 今後は、こちらが窓口となって 解決に向けての交渉にあたられます 詳細などは「おおさか公園ねこの会」HP または、ブログ「我輩は公園猫」で 随時、情報発信されるそうです もちろん、私たち「中之島公園の猫たち」も 今まで通り、大阪市の一公園として 協力していきます さて、今回の件を知ってから 私が感じたことを 今日は、お話したいと思います 「街ねこ制度」と「公園ねこサポーター制度」 何人かの方たちから ご質問いただきましたが まず、このふたつの制度は 取り仕切る部署が違います 「街ねこ制度」は、大阪市の動物愛護窓口である 健康福祉局が担当しています この制度の誕生は、殺処分数削減を目指して 環境省が全国の自治体に策定を求めた 「動物愛護管理推進計画」がきっかけです もちろん、住宅地などで増え続けている 野良猫たちへの対応策は 以前から、多くの方たちが熱望していたことですから 二年間のモデル事業が行われた後に 大阪市の正式な事業としてスタートしました そして「公園ねこサポーター制度」は 都市公園の管理を行う ゆとりとみどり振興局が担当しています これは、皆さんもご存知の通り この「中之島公園の猫たち」の活動がきっかけとなり 昨年4月、スタートしました 公園の環境維持と共に そこで暮らす野良猫たちを 時間をかけて減らすことを目標にした制度は 私たちにとっては、ずっと訴え続けていたことが 形になったものなのです 同じ動物愛護を目標に掲げた制度 誕生した経緯が違うため ふたつの制度になっていますが… 思い出してください なぜ、このような制度が 誕生したのか それは、今の現状を考えた時 大阪市の野良猫問題を根本的に解決するには どちらも「必要」だったからです 多くの市民から要望がありました 制度化した大阪市のどちらの部署も その必要性を認めました そして、市民協働をベースに スタートしたのです
確かに今、大阪市のいろんな状況は 変化しつつあります ただ、だからといって 市民と行政、どちらも必要だと判断したものが 突然、不必要なものに変わるでしょうか そして、今まで活動を続けてきた ボランティアさんや サポーターさんのやるべきことが 何か変わるでしょうか
ふたつの制度が両輪として動き出してから まだ、一年も経っていません 大阪市の野良猫問題は まだ、成果を出す過程でしかないのです
--- 志あるところに、道は拓ける 拓けた道が、また険しくなろうとも その道を行こうと決めたのなら それを信じて、真っ直ぐ進めばいい そして、少しでも 歩きやすい道となるように みんなで地面を踏み固めながら 進んでいけばいい --- 今、必要なことも、 今、やるべきことも まだ、何も変わってはいません もう一度、原点に立ち返って すべての方たちに それを思い出してほしいと思います これが、私の感じたことです
私、中之島タキシードも応援する 大阪城公園のサポーターさんたちの活動が 朝日放送の夕方のニュース 「キャスト」で紹介されるそうです 放送予定は、明日1月17日(火)です 詳しくは、城ねこゴローちゃんとお世話係さんのブログ 「大阪城公園ねこの会~ 城ねこ おおさか・お城の猫さん」をご覧ください
「中之島公園の猫たち」の活動は 大阪市のひとつの公園での出来事が ネットを通じて、全国の方たちに伝わったことで誕生しました。 「猫の部屋」存続問題の時も、サポーター制度が誕生した時も 応援してくださる全国の方たちの声が、とても大きな力になりました。 遠く離れた場所にいる、会ったこともない私や仲間たちのことを 心から心配し、支えてくれようとする方たちが こんなにも多いということを、私たちは身を持って知っています。 今回の件でも、身近な場所から、また遠く離れた場所から 大阪のことを心配し、応援したいと考える方たちがたくさんおられます。 今、大阪で頑張っているボランティアさん、サポーターさん どうか皆さんの活動内容や考えを、どんどん伝えていってください。 きっと、多くの方たちが支えになってくださるはずです。 猫 ボランティア・保護活動ランキングへ 人気ブログランキングへ ブログランキング参加中これからも頑張りますので、どうか応援してください
大人猫は「公園ねこ」について考える… 2011.10.03 コメント(7)
伝えることの大切さ・2 2011.09.26 コメント(8)
サポーター制度と「中之島公園の猫たち」 2011.04.28 コメント(6)
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