中之島公園の猫たち-SAVE THE CATS IN NAKANOSHIMA PARK-
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中之島タキシード
大阪・中之島公園から我が家にやって来た元野良猫タキシード。 彼女が工事で閉鎖中の公園に取り残された仲間を救うために、ブログを立ち上げました。 すべての猫たちが救われますように!
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久しぶりに登場して いきなり言うことじゃないけどな… 毎日、寒いぞっ なんだこの寒さは さすがに強くて、我慢強くて 毎日、みんなから 尊敬の眼差しで見られるという ボス猫のボクでも 文句のひとつくらい言いたくなるぞ 豪雪地帯だけでなく 関東の都市部でも、すごい雪だったらしいな 気温も「どうなってるんだ」と思うほど 低いそうじゃないか どこの街にも、ボクみたいなボス猫や ウチのヤツらみたいな野良猫が たくさんいるはずだ みんな、安全な場所を見つけて 無事に乗り越えてるだろうか… あああーっ だから、雨とか雪とかは嫌いなんだっ かつて、ボクや仲間たちも同じだった だからこそ、わかるんだ 暢気そうに見えてもな この寒い中、一日中 外で暮らす生活がどんなものか 考えたことあるか しんどいことだらけなんだぞ… ふん、ボクは猫だけどな 野良猫のいない世の中を作ってくれよと 人間に言いたいぞ だいたい、その中でも ボクのようなボス猫の大変さを まわりのヤツらが理解してるのか はなはだもって疑問だ この前なんか 秘書たちときたら・・・・・・・・ ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ (しばらくボス猫の愚痴が続いたので省略) …という訳だっ んっ何だ ちゃんと聞いてたか とにかく、ボス猫を続けていると 疲れることも多いんだぞ だから、ボクも そろそろ世代交代を図ろうと 弟子を育ててきたけどな… その弟子について 少々、頭の痛い問題がある ヤツは、大きな体に太い足 優れた運動神経、力だって強い その上、傍若無人ともいえるほど 態度はデカイ まあ、要するに ボクほどの気品はないけど 風格だけは一人前だ そこは「さすがは我が弟子だ」と 褒めてやってもいい けれど、ヤツには 決定的に足りないものがあるんだ 正直、師匠として このまま跡目を継がしていいものかと 不安にさえなるほどの問題だ 実は、我が弟子リリーは 驚くほどの「あかんたれ」だ 何なんだ あの、あかんたれ具合は もう、ほとほと困り果てるほどだ 誰か助けろって話だ はぁ… しかし、こればかりは 努力だけではどうしようもない 「中之島のボス猫は甘えん坊である」 これは、代々伝わる 中之島公園ボス猫の定義 すでに掟のようにもなっている 今や伝説にもなっている三ボス チャコ、チョビ、デビル ヤツらは、全員とても強くて 頼りがいがあり そして、最強の甘えん坊だった 初めて会う人間にも ヤツらは、物怖じすることなく どんどん甘えてた けどな、ボス猫たるもの ただ単に甘えてただけじゃないんだぞ そうしながらも、相手がどんな人間かを ちゃんと観察し、見極めてたんだ 強いからこそ、先陣を切って行く 怖がりなヤツには そんなこと逆立ちしたってできない もちろん、甘えん坊だとしても いざという時には 仲間を守る強さを持ってなきゃ ボス猫は務まらないんだ セカンドクラスのリーダーだったボクは ヤツらが卒業した後 ボス猫の座を引き継いだんだぞ どうだ 強くて、頼りがいがあって ふふん、やっぱり甘えん坊だろ だから、代々受け継がれてる掟を 弟子にも、徹底的に叩き込んではいる しかし、アイツは どうしても知らない人間がやって来ると 尻込みしてしまうんだ 「ボランティアスタイル」とかいうイベントの時も 良い修行の場だというのに アイツは、棚の下に入ってしまって ずっと出て来ないんだ のぞき込んだら 体同様、デカイ真ん丸目を これでもかってほど見開いてたんだ
甘えたり、撫でさせなくてもいいから とにかく普段通りに 見えるところで堂々としてろと あれだけ教えたのにも関わらずだぞ そんなに怖がってる感じはしないんだ けど、まだアイツも あと一歩の勇気が持てないんだろうな… 仕方がないから、お手本を見せてやろうと 年甲斐もなく、ボクは走り回って 張り切って甘えてみたんだ 日頃、アイツには 師匠の背中を見てろ 技は盗めと言ってたからな なのに、アイツは… 棚の下でボーッとしたまま ボクの背中どころか、尻尾の先すら 見てなかったんだぞっ どういうことなんだーっ ま、まあ… 久しぶりに張り切りすぎて 棚から足を滑らせたという 立派なボス猫のボクにしては め、珍しいミスもあったから… う、うん… そこだけは「見るな」と 思ってたけどな… しかし、だ 弟子よ、それ以外のところは見ろっ 渾身の技だったんだ お前に見せるために頑張ったんだぞ なのに、人間たちが帰ってからは 何で、あんなに態度がデカイんだ それに、うっとおしいほど くっついて来るのはヤメロー 師匠に甘えてどうするんだぁー もう、ホント誰か助けろって話だ はぁ… まだまだ、我が弟子は 一人前のボス猫に程遠いぞ
先日の「ボランティアスタイル」 師匠くーちゃんが頑張っていたところも見ず 弟子のリリーは、また棚の下でボーッとしていました まだまだ、世代交代は遠い夢 けれど秘書たちは、くーちゃんに甘えるリリーの姿が 実は、いちばん好きなんだとか 1月21日は、伝説の三ボスだったチョビの命日でした。 久しぶりに三ボスたちの日記を読み返して とても懐かしかったです 猫 ボランティア・保護活動ランキングへ 人気ブログランキングへ ブログランキング参加中いつも応援ありがとうございます
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